入学式で失敗しない教員の服装とは?

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入学式で失敗しない教員の服装とは?

「新年度の入学式、どんなふくそうで行けばいいんだろう?」
「はじめて担任をもつから、保護者の目が気になってしまう…」

と、悩んだことはないでしょうか。
とくに新任の先生や、あたらしい学校にうつったばかりの先生にとっては、気になるポイントですよね。

結論からいえば、基本はスーツで、清潔感があれば大丈夫です。高価なものである必要はまったくありません。

この記事では、入学式で先生が着るべき服装のマナーと、男女別のポイントについて、わかりやすくお伝えします。この記事を読めば、服装選びに迷うことはなくなり、自信をもって入学式に臨めます。

教員の入学式の服装マナーとは?

まずは、教員が入学式での、服装の基本的なマナーについてです。おさえるべきポイントは、以下の4つです。

  • 基本は「場に合わせる」が原則
  • 迷ったらスーツでOK
  • 高価なスーツは不要!安くて清潔感が大事
  • 白ネクタイや礼服は必要?

基本は「場に合わせる」が原則

入学式の主役は、もちろん新しく入学する子どもたちと、その保護者のみなさんです。わたしたち教員は、主役を迎え入れる立場であり、いわば舞台を支える裏方のような存在です。

ですから、服装も「主役より目立たない」ということが、何よりも大切な原則になります。悪目立ちするような派手な服装は避けて、その場にふさわしい、控えめなスタイルを心がけることが重要です。

迷ったらスーツでOK

この度は、入学式における教員の服装について、より具体的なアドバイスを求めるご質問ありがとうございます。

「控えめなスタイルって、具体的にはどんな服装?」と迷ったら、スーツを選んでおけばまず間違いありません。

色は、ネイビーチャコールグレーライトグレーなどの落ち着いたものがおすすめです。黒のスーツでも問題ありませんが、インナーやネクタイを明るくしないと、お葬式のような雰囲気になってしまうので注意が必要です。

つくね
つくね

高価なスーツは不要!安くても清潔感が大事

保護者は先生の服装を意外と見ていますが、ブランド物かどうかをチェックしているわけではありません。それよりも、清潔感があるかどうかをとても気にしています。

どんなに高価なスーツを着ていても、シワだらけだったり、サイズが合っていなかったりすると、だらしない印象を与えてしまいます。

清潔感チェックリスト

  • スーツにシワや汚れはないか?(クリーニングに出しましょう)
  • シャツにアイロンはかかっているか?
  • サイズは自分の体に合っているか?(大きすぎ・小さすぎはNG)
  • 靴はきれいに磨いてあるか?
  • 髪型やひげは整っているか?

高価なスーツはまったく必要ありません。大切なのは、きちんと手入れされていることです。

白ネクタイや礼服は必要?

男性の先生で「お祝いの席だから、礼服に白ネクタイのほうがいいの?」と考える方もいるかもしれません。

ですが、校長先生や教頭先生などの管理職でない限り、礼服や真っ白なネクタイは少しやりすぎな印象を与えてしまう可能性があります。周りの先生方が普通のスーツなのに、自分だけが格式の高い格好をしていると、かえって浮いてしまいます。

お祝いの気持ちを示すなら、シルバーグレーや、春らしいパステルカラーのネクタイ、あるいはポケットチーフをさすくらいが、ちょうどよいバランスです。

男女別・服装の注意点とポイント

ここからは、男女別に服装のポイントや注意点についてお伝えします。基本的な考え方は同じですが、少しだけ気を付ける点が違います。

  • 基本はスーツで安心
  • 服装で目立たないことが大切
  • 白系の小物を取り入れて祝いの場にふさわしく

詳しく解説します。

女性教員も基本はスーツで安心

女性の先生も、パンツスーツかスカートスーツを選んでおけば安心です。色はネイビーやベージュ、ライトグレーなどが春らしくておすすめです。

インナーには、白や薄いピンク、水色などの明るい色のブラウスやカットソーを合わせると、顔周りが華やかになります。フリルやリボンがついたデザインも、派手すぎなければ問題ありません。

つくね
つくね

コサージュや、一粒パールのネックレスなどをつけると、ぐっとお祝いの雰囲気が出ます。ただし、じゃらじゃらとたくさんつけたり、大きすぎたりするものは避けましょう。あくまでワンポイントにとどめるのが上品です。

服装で目立たないことが大切

これは男女共通で、最も大事なことです。入学式は先生のおしゃれを発表する場ではありません

なぜなら、派手な服装は保護者に「この先生、大丈夫かな?」と、余計な心配を与えてしまう可能性があるからです。信頼関係を築く最初の日に、マイナスの印象を与えるのは避けたいですよね。

OKな例さけたいNG例
男性ダークカラーのスーツ、白シャツ、明るい色のネクタイ、ポケットチーフ光沢が強すぎるスーツ、黒や柄もののシャツ、派手なブランドロゴのバックル
女性落ち着いた色のスーツ、白やパステルカラーのインナー、ひざ丈のスカート、コサージュ体のラインが出すぎる服、ミニスカート、胸元が大きく開いたインナー、高すぎるヒール

主役は子どもたち、ということを忘れずに、控えめな服装を心がけましょう。

白系の小物を取り入れて祝いの場にふさわしく

「控えめ」とはいえ、地味になりすぎるのも考えものです。入学式はお祝いの場ですから、少しだけ「ハレの日」の雰囲気を出せるとよいでしょう。

そこでおすすめなのが、小物で「白」や「明るい色」をプラスすることです。

  • 男性:ネクタイ、ポケットチーフ
  • 女性:インナーのブラウス、コサージュ、バッグ、アクセサリー

服装全体は落ち着いた色でまとめつつ、ワンポイントで明るい色を入れるだけで、きちんとしながらもお祝いしている気持ちが伝わる、素敵なコーディネートになります。

まとめ:服装で悩んだら「聞く・抑える・清潔感」

ここまで、入学式における教員の服装についてお伝えしてきました。

いろいろと書きましたが、一番大事なポイントはたった3つです。もし服装に悩んでしまったら、「周りの先生に聞く」「目立ちすぎないよう抑える」「清潔感を第一に考える」ということを思い出してください。

  • 同学年の先生や、年齢が近い先輩に何を着るか聞きましたか?
  • スーツの色はネイビーやグレーなど、落ち着いた色ですか?
  • シャツやスーツにシワや汚れはありませんか?
  • お祝いの気持ちを表す、明るい色の小物をプラスしましたか?

特に、新任の先生や、初めてその学校の入学式に出る先生は、周りの先生に「入学式って、皆さんどんな感じの服装をしていますか?」と聞いてしまうのが、一番確実で安心です。

このポイントさえ押さえておけば、服装で失敗することはありません。自信をもって、素敵な入学式を迎えてください。

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