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自動車保険ってどこにすればいいんだろう?
自動車保険ってどこにすれば良いのか?どのプランが最適なのか迷いますよね?
教職員組合にも自動車保険がありますが、何を使うといいのでしょうか?
この記事では、教員に必要な自動車保険とおすすめの自動車保険について解説します。
この記事を読むメリット
- 自動車保険の最適解がわかる!
- 現在の自動車保険を見直せる!
- 保険を数字で考えられるようになる!
保険の考え方
自動車保険に入る前に、必ず知っておかなければならないのが「保険の考え方」です。
- 保険の本質は破綻に備えること
- 公的保険と貯金がベースになる
保険の本質と公的保険については以下の記事で丁寧に解説しています。
保険の本質は「破綻に備えること」
保険の本質は人生の破綻に備えることです。「この事象が起こったらもう生きていけない!」というものに備えます。
自動車保険について考えるときも、「人生が破綻するかなぁ?」を念頭に考えていきます。
公的保険と貯金がベースになる
保険で備える場合ですが、公的保険と貯金がベースになります。
まず、公的保険という日本国民全員が入っている保険について理解しましょう!大抵の人生のトラブルに対応するようになっています。
また、保険になると、発生するすべての金額を保険で備えようとするのですが、人生が破綻しない損失には、貯金で備えます。
保険について詳しく知りたい人は以下の記事で解説しています。
自動車保険の3つの分類
自動車保険には3つの分類があります。
- 自賠責保険
- 対人・対物賠償責任
- 保険車両保険
ですね。
- 自賠責保険:車検段階などで勝手に入っている保険
- 対人・対物賠償責任保険:相手の損害に対する保険
- 車両保険:自分の車に対する保険
に分類できます。このうち、自賠責保険については、自動的に入っているもののため、この記事では解説を省略します。
「対人・対物賠償責任保険」には入るべき
自動車保険の対人・対物賠償責任保険には必ず入っておきましょう。以下の点から対人・対物賠償責任保険について解説します。
- 人生が破綻するリスクに備える
- 条件は見直した方がいい
人生が破綻するリスクに備える
対人・対物賠償責任保険に入った方がいい理由は、もし、自動車で人をひいてしまった場合、賠償金額が高くなってしまうからです。
賠償金額が5000万円かかるケースや億を超えるケースがあり、軽く人生が破綻してしまいます。
過去には、「2億6000万円」や「1億3000万円」の損害額が認められていることがあります。(出典:損害保険料率算出機構)
保険の本質である「人生の破綻に備える」に適合しています。自賠責保険だけでは、「もしものとき」に備えられていません。
対人項目と対物項目に関しては、問答無用で「無制限の保障」を選択しましょう!
条件は見直した方がいい
対人・対物賠償責任保険に入った方がいいと言いましたが、条件は見直しましょう。
例えば、以下の項目です。
- 弁護士特約はつけなくていい
- 人身傷害補償は必要ない
- 運転者は少ない方がいい
- 友だちの医療費は友だちが出す
保険は厚めに持っておけば、保障も出ますが、キリがありません。最低限人生が破綻するリスクにのみ入っておきましょう。
- 注意!
- そもそも自動車保険は事故を起こしても大丈夫!という保険ではありません!万が一事故を起こしてしまっても、人生が破綻しないレベルで留まれるというものです。自動車の運転には細心の注意を払いましょう。
車両保険は不要
自動車保険のうち、車両保険は不要です。
車両保険についての考え方を解説していきます。
- 車両保険では人生は破綻しない
- 車両保険は結局保険料が高くなる
- 自動車代の全額は保障されない
- 修理代が払えないなら自動車自体を見直そう!
車両保険では人生は破綻しない
車両保険では人生は破綻しません。保険の本質に立ち返りましょう。
保険の本質は、「人生の破綻リスクに備える」だったはずです。車はどこかの修理が必要になっても、人生が破綻するものではありません。
人生が破綻しないものに対して、保険をかけるのは、「損得勘定」です。
- もし保険期間内に壊れたら得する
- もし保険期間内に壊れなかったら損する
くらいの差で、それは人生におけるギャンブルをしているようなものです。保険の考え方とは合致しません。
車両保険は結局保険料が高くなる
車両保険は、保険を適用させると、等級が下がり、保険料が高くなります。
保険料が高くなるので、5万円くらいの軽い修理代なら保険を適用させないことも多いです。
保険に入っているのに保険を適用させないって、よくわからないですよね!
仮に、修理代に30万円かかるから保険を適用させたとしても、この後の保険料が上がるなら、結局、修理代金を未来で支払っているようなものです。
修理代金をあとで分割払いにしているだけのため、ギャンブルにすらなっていません。
自動車代の全額は保障されない
自動車が全損事故になったとしても、車両保険で100%保障されるものではありません。
保険で保障されるのは、購入価格ではなく時価額です。
自動車を500万円で購入したとしても、現在売却したときの価値で計算されます。200万円とかまで下がっている可能性もあります。
車両保険は、保険の本質から大きく外れているどころか損得で考えても、割に合わないってことだね!
修理費用が払えないなら自動車自体を見直そう!
以下のようになっている人はいないですか?
- 自動車の修理に50万円とか100万円とかかかってしまって、お金が払えない!
- だから車両保険に入ろう!
でも、そういう人は、自動車のランクが自分の身の丈に合っているかを確認した方がいいです。自分の収入の身の丈に合っていないステータスの自動車を欲していませんか?
修理代を貯金で用意できない人は、自動車を中古車で50万円くらいのものにしておきましょう。
身の丈に合っていない自動車を無理して購入するから、守るために車両保険が高くつきます。
日頃の自分の労働が泣いていますよ。
最後は人生における自動車の大きさの話のため、自分で判断しましょう!
よくある質問
弁護士特約はつけた方が良いんじゃないの?
つけてもいいですが、つけないのが本質です。確かに月数百円でもしものときの弁護士費用がかからないなら、コストパフォーマンスは良いです。ただ、弁護士は自分の地域の弁護士会に行けばいいだけです。人生が破綻することに備えているわけではないので、保険の本質から外れています。
人身傷害補償はいるんじゃないの?
対人・対物賠償責任保険の「対人」が無制限で保障されているプランに入るので必要ないです。
自分の友だちの病院代は?
友だちの健康保険を使用しましょう。生きていれば、ケガするリスクは当然あります。あなたの自動車に乗るというのも友だちの選択です。安全運転しましょう!
おすすめの自動車保険は?
自動車保険の基本が理解できたところで、自動車保険のおすすめを紹介します。
- 自動車保険のおすすめは毎年変わる
- 自動車保険は一括見積もりがおすすめ
- 教職員共済の自動車保険は別に安くない
結論を言えば、自動車保険の一括見積もりサイトがおすすめです。
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自動車保険のおすすめは毎年変わる
自動車保険のおすすめは毎年変わります。各社価格競争をしているからです。
自動車保険という商品に会社ごとに優劣はありません。よって、安いほど良い自動車保険ということになります。
したがって、各自動車保険会社は毎年価格を見直すため、料金が変わるのです。
今まで、
- セゾンの大人の自動車保険
- 三井住友ダイレクト
- ソニー損保
などに入ってきましたが、理由は見積もりをした結果安かったからです。
自動車保険は一括見積もりがおすすめ
自動車保険は一括見積もりがおすすめです。
毎年変わる自動車保険価格を一覧で見られるからです。最も自分にとって安いところを選べば、問題ないでしょう。
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教職員共済の自動車保険は別に安くない
公立であれば教職員共済の自動車保険や私立であれば私学共済の自動車保険があります。
しかし、特別安いわけではありません。年度によっては、安いときもありますが、教員価格で安いなどというわけでもありません。
やはり、各社を一括して見積もるのが良いです。教職員共済が気になる人は、そちらも見積もりしてもらいましょう。
ネット保険だと安くなる
インターネットの自動車保険にすると、窓口の土地代や人件費がかかっていない分、安く済みます。
僕の過去の経験や周囲の人の経験から言えば、
自動車に乗る頻度 | およその費用 |
---|---|
自動車にあまり乗らない人 | 年間15000円くらい |
自動車に普通に乗る人 | 年間25000円くらい |
自動車にかなり乗る人 | 年間40000円くらい |
です。これより大幅に高い人は、何かの設定を誤っている場合があります。
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JAFは必要ない
自動車保険と関連するJAFも不要です。
JAF会員であれば、レッカー車で車を運んでくれる手配がありますが、ほとんどの自動車保険に入っています。
バッテリーが上がったときに充電してくれますが、最近の車はバッテリーが上がりにくいです。
そもそも保険の本質から外れています。水族館が安くなるというのも、年会費を考えれば、意味ないでしょう。
たまに会員だとステッカーをもらえるよね!笑
終わりに
自動車保険について以下のことを解説しました。
- 対人・対物賠償責任保険は無制限でかける
- 人生が破綻するおそれがあるから
- 車両保険は不要
- 人生が破綻せずに損する場合が多いから
- おすすめの自動車保険は毎年変わる
- 一括見積もりがおすすめ
自動車保険は必要な保険です。ただし「必要」という言葉に踊らされて、何でも加入するのはやめましょう!