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教員を辞めたいけど、これって僕の力が足りないのかな?
じゃあ、今回は教員をやめたくなったときに見るべき指標を教えよう!
毎日、「やめたい」と思いながら働いていませんか?
でも、「自分が弱いせいかな?」と思うこともある。
結論、教員を辞めたいと思うのは当然といえば当然です。
なぜ、教員はやめたくなる職業なのでしょうか?
今回は、教員をやめたいと考えることが、自然である理由を解説します。
教員からの転職に関する5STEPは以下の記事で解説しています。
理由1:教員の仕事が辛いのは組織が腐っていることが多い
学校教員の仕事が辛い理由の、だいたいは「同僚」です。
子ども(生徒)のために悩むのなら、仕事として割り切れても、大人に悩まされる環境が辞めたくなる要因です。
教育現場の同僚とうまくいかないのは次の場合などです。
ハラスメントが多い
まず、職員室内でパワハラ・セクハラが多いです。
学校現場というのは、成果が数字で見える場所ではないからです。
そのため、「年齢が高い=偉い」という雰囲気が充満しています。
自分のことを偉いと過大評価している先輩教員は、「自分流」を押し付けてきます。
- 夜遅い家庭訪問
- 力関係のある話し合い
など、あらゆる場面で根拠のない圧力をかけてきます。
頭の硬い昔ながらの感覚で生きている教員は、セクハラも辞さないです。
”学校”という閉鎖空間では、世間の価値観が浸透しづらく、悪ふざけが横行しています。
尊敬できる教員が少ない
学校現場では、なかなか尊敬できる教員を見つけられません。
単純に、人材不足です!
教員室というのは、「子どものため」という理由で非効率に残業したり、大学の部活の感覚で学年を運営したりする人も多いです。
社会人経験のなさが表れているのでしょう。
みなが、ほとんどエビデンス(根拠)のない自己流で突っ走っているため、尊敬できる教員を見つけるのは困難です。
「成長したい」と考えている人が少ない
学校現場では、成長したいと考えている人が少ないです。
安定した給料が与えられ、数値評価されるわけじゃないからです。
それに、”良い”とされている教員も、毎日一生懸命に働いているだけで、上昇志向があるわけではありません!
成長したいと思っている人が少ない空間は活気がありません。
それはつまり、自分のやる気もどんどん削がれる環境にあるということです。
チェックポイント
学校現場は、魅力的な人が少ない。
それは、数値評価されず、上昇志向の人間が生まれにくい環境になっているからである。
現に文部科学省のデータでは、職場の人間関係の悩みは小学校から高校までトップ3に選ばれています。
もちろん、数値評価しないからこその良い面もあります。
理由2:教員の仕事が辛いのは成果が評価されないから
教員の仕事が辛い理由の2つ目は、自分の成果が評価されにくい環境であることです。
それは2つの意味で教員からやる気を削いでしまいます。
成果としての残業代がスズメの涙
教員は一応、「給特法」という法律によって、残業代が出ます。
給特法とは、以下のような法律です。
引用
第三条 教育職員(校長、副校長及び教頭を除く。以下この条において同じ。)には、その者の給料月額の百分の四に相当する額を基準として、条例で定めるところにより、教職調整額を支給しなければならない。
2 教育職員については、時間外勤務手当及び休日勤務手当は、支給しない。
要するに、給料の4%を上乗せすることで無限に働けることを意味しています。
20万円の給料では、8000円です。
8000円以上の残業代は出ません。
つまり、頑張れば頑張るほど、自分の時給は下がっていくのです。
現在は、10%にしようという法案になっています。
そういうことじゃないんだよねぇ
実績が身につかない
教員の仕事は実績が目に見えにくいです。
「生徒のケア」が一番重要な仕事だからです。
生徒にケアを何人したとしても、自分の実績やスキルが向上するわけではありません。
何か賞をもらえたり、給料が大幅に増えるわけではありません。
そのため、自分がよりよくなっている感覚を身に着け辛いのです。
チェックポイント
学校現場は、成果が認められにくい。
人間は認められないまま、生きていくのはどこかで限界が来る
理由3:教員の仕事が辛いのは業務が多いから
教員の仕事が辛いのは業務が多いからでもあります。
多いだけではなく、多岐に渡る、というのも理由に含まれます。
そのせいで、自分のプライベートの時間が取りづらくなっているのです。
業務が多いと家族とうまくいかない
業務が多くて時間が奪われると家族とうまくいきません。
よく、
教員の息子なのに、きちんとした子どもじゃないね!
という人がいます。
これ、逆です。
教員が学校で、他人の子どもに関わる仕事に手がいっぱいになっているから、家族でのコミュニケーションがうまくいかず、子育てに手が回らないのです。
パートナーと一緒の時間が少なくなり、家でのイニシアティブ(主導権)を握られ、ますます家庭の居心地が悪くなる。
- 家庭の居心地が悪くなり、学校に残りたくなり、また家庭がおろそかになる。
悪循環が発生します。
業務が多いと自分の時間がとれない
業務が多いと自分の時間がとれません。
その結果、「なぜ働いているんだっけ?」と考えたり、また忙しすぎて考えるのをやめたりします。
趣味や興味を探究できない生活では、人間はどんどん疲弊していってしまいます。
自分の時間がとれないと、QOL(生活の質)が落ちていき、人生が楽しくありません。
20年後、悔いのない人生だったと言えるでしょうか?
チェックポイント
学校教員は、その業務の多さから疲弊する。
時間も体力も削られ、自分や家族との十分な対話に恵まれず、さらに疲弊していく。
理由4:教員の仕事が辛いのは社会が教員を大事にしないから
教員の仕事が辛いのは、「認められにくい」職業というのもあります。
本当に心ない言葉を浴びせられることが多いです。
軽んじられる教員
教員という職業はなかなか社会から認められた職業ではありません。
教員なんて社会に出たことのない人間でしょう?
先生の仕事なんて、誰でもできるよ!威張っているだけじゃん!
社会からの風当たりは強く、なかなか教員のスキルは認めてもらえません。
特に教員に良い思い出を持っていない人は多く、「威張っているだけ」と思われることも多いです。
実際に、外部講師とか呼んでみると、いかに教員が特殊なスキルを持っているかわかりますよ!
もっと社会的に認められる職業になれば、やりがいだけでもあったかもしれません。
社会の苦しみは教員が受け皿になる
社会の苦しみは教員が受け皿になることが多いです。
文句を言わない職業だからです。
他にも、市役所や看護師なども当てはまるでしょう。
平成に入ってからの不況で、誰もがちょっと苦しい状況です。
自分の生活や子育てがうまくいかないのを誰かにあたりたくなるでしょう。
そんなときに標的にされるのが教員です。
特に、保護者も子育ての持論を持っているため、ぶつかりやすいです。
保護者の欲求も次第にエスカレートしていきます。
チェックポイント
学校教員は、社会や地域に認められにくい。
風当たりがどうしても強くなってしまう。
教員の仕事をやめたい人は転職を視野に入れる
ここまで、教員をやめる原因が、「学校」にあることを紹介してきました。
しかし、1つだけあなた自身に原因があります。
それは、「教員」という仕事を選んで、今まさに、そこにいることを決めたのは「あなた自身」だということです。
「教員」という仕事を選んだのはあなた
教員という仕事を選んだのは、他でもなくあなた自身です。
生まれたときに、決まってたわけでも、親に強制的にさせられたわけでもありません。
職業の安定か憧れの教員か、理由は様々あれど、決めたのはあなた自身です。
あなたが教員という職場に駆け込んだのです。
ならば、そこで発生するリスクもそれなりに引き受ける必然性があります。
もういいよ!どうせ私が悪かったですよ!
悪いとは言っていません。でも選んで教員になったということは、もう一度自分で選べるということです。
合わなければ仕事を変えることは当然できる
当然、今の職業が自分に合っていないなら転職することができます。
えー。でもせっかく教員になったし。転職って不安定でしょ?
転職活動をしてみるのは、不安定でもなんでもないよ?
自分で選んで教員になったと、自分に原因があると考えられるなら、自分で改善できる証拠でもあります。
逆に全部を環境のせいにしていたら、これ以上、状況が好転することに希望が持てなくなります。
転職が不安定でも、転職活動自体は不安定ではありません。
世の中の仕事を見て、やっぱり教員が向いてる!となってもいいんです!
どんどん転職を視野に入れて働いている労働者は増えており、年々転職者も増える。
今では、昔とは違って、転職活動に無料で相談してくれるサービスまであります。
教員という職場環境に不平不満を言うくらいなら、自分の人生を好転させるための一歩を踏み出してみましょう!
まずは無料で相談!
上記にのやめたい理由に2つ以上当てはまった人は検討してみましょう!
最後に
転職を検討して、一番やってはいけないのは、「何もしないこと」です。
なぜなら、何も変わらないからです!
転職活動すると、
- 転職して人生を切り開ける
- 時間やお金に余裕ができる
- ストレスから開放されて人生が楽しくなる
という大きな変化から
- やっぱり転職をやめて今の仕事をがんばる
- 自分の人生の価値観と向き合える
- ちょっと社会について詳しく慣れる
- 自己分析できる
など、小さな変化も得られるからです。
一方、転職活動しないってことは、
- いつもと同じ
これだけです。
ぜひ、自分の人生をその自分の足で切り開いていきましょう!