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授業時間ってどうせ拘束されてるから、授業がうまくなっても早く帰れないよね?
ところが、授業がうまくなると残業が減っていくんだよ!
一見、授業がうまくなっても、給料も働く時間も変わらなそうですよね。
しかし、授業がうまくなれば労働時間も残業時間もかなり減少します。
この記事では、授業がうまくなれば労働時間を減らせる理由を解説します。
早く帰れない理由
教員が残業してしまう理由を以下のように2つ挙げてみました。
- 突発的な業務があるから
- 周囲の目が気になるから
理由1:突発的な業務があるから
教員は基本的に突発的な業務によって、残業するケースが多いです。
予想していなかった問題が起こることで、予定していたスケジュールがうまくこなせないからです。
特に教育現場は、予測していた問題以外が起こります。
- 生徒同士の人間関係の問題
- 保護者からの急なクレーム
- 上の立場から急に仕事がふってくる
- あてにしていた教員が急に休む
特に、初等教育や中等教育の現場の人たちには、共感していただけるところが多いのではないでしょうか?
理由2:周囲の目が気になるから
残業が増える理由として、周囲の目が気になるのも問題です。
この問題は意外に根が深くて、
- 早く帰ると、仕事してないと思われそう
- 「この仕事、まだ残ってるんだけど」とか思われそう
- 「帰るくらいなら手伝えよ!」って思われてそう
など、人の目を気にしてしまう人は、無駄に仕事を作ったり、頑張ったりして残業することもあります。
- 注意
- もちろん、周囲の目を気にせずに帰ればいいんです!
でも、それができる教員は、そんなに多くありません。
ちなみに、帰れないんじゃなくて、帰りたくないって人もいるので、そこは注意が必要です。
しかし、授業がうまくなると、これらの問題が解決に向かいます。
チェックポイント
突発的な事象と周囲の目を気にすることが教員の残業を増やしている!
授業がうまいと学校に貢献できる
授業がうまくできるようになれば、学校に貢献できます。
それは、見えないところで仕事を減らすことにつながるのです。
具体的に以下の3つの例で解説します。
- 生徒が学校に来る理由を作っている
- 生徒との関係が築けるようになる
- 不要な生徒指導がなくなる
生徒が学校に来る理由を作っている
授業がうまくなると、生徒が学校に来る理由の1つになります。
授業が楽しかったり、知的好奇心を刺激されたりすると、「早く受けたい」という気持ちになります。
生徒が学校で過ごす時間のほとんどが授業です。
その時間が楽しいことは、生徒の学校生活の充実度に直結することになるのです。
そして、生徒の学校生活が充実していれば、様々な問題は未然に防げるようになります。
ちょっと不満を感じた | →学校が楽しいから、これくらい我慢しよう! |
今日は学校に行くのが辛い | →この授業があるし、少し頑張ってみよう! |
この成績が気に食わない | →こんな丁寧に授業を作ってる人なら、私にも落ち度があるはず |
もちろん、ここまでうまくいくことはありませんが、授業のうまさが生徒の学校満足度につながっているのは間違いありません。
生徒との関係が築けるようになる
授業がうまければ生徒との人間関係が良好になります。
単純に、教員として尊敬されるからです。
合理性が受け入れられない一部の生徒を除いて、良い授業ができると、
- 合理性
- 頭の良さ
- 視野の広さ
- 知識の深さ
などで、尊敬される可能性があります。
言葉を選ばずにいうと、「舐められない」ことにつながります!
しかも、授業がうまい人は、生徒の現状の学力に寄り添えることができます。
つまり、生徒理解がはっきりしているので、生徒たちも「自分たちは、しっかり見られている」という感想を抱きやすいです。
不要な生徒指導がなくなる
授業がうまいと不要な生徒指導が少しだけ減ります。
なぜなら、突発的に起こる問題を、未然に防げるからです。
尊敬されることによって、「無駄なクレーム」「稚拙な言いがかり」はほとんどなくなります。
授業及び学校生活を楽しめる生徒は、余裕を持っているため、少しのマイナスイベントを飲み込めます。
実際、若い人が受けているクレームを、最近ほとんど受けなくなりました。
生徒も保護者も、間違いなく人を選んで発言しています。
チェックポイント
生徒が楽しくなったり、尊敬されたりすることで、突発的な問題は未然に防げる
でも、未然に防げた状態って、「これのおかげで防げた」って確信が持てないのが難しいところ
授業がうまいと他の教員に貢献できる
授業がうまいと他の教員に貢献できます。
例えば、以下の面で貢献できます。
- 生徒情報を伝える
- 授業のテクニックを伝授する
生徒情報を伝える
授業がうまい人は、特定の生徒情報を持っています。
生徒の意外な一面を、引き出せるといった方がいいかもしれません。
- この生徒は、意外にこんな力がある
- この生徒が、グループでよい発言をしていた
- この生徒が、楽しそうな会話をしていた
- この生徒が、他の生徒と楽しんでいた・雲行きが怪しかった
これらの生徒情報を、担任に伝えることは大幅な貢献につながります。
生徒をしっかり見ていることが、生徒や保護者に伝わり、未然に問題を防げるからです。
だいたいの保護者や生徒が抱いている不安からくるクレームは、
「うちのこと(うちの生徒)、ちゃんと見れてないんじゃないの?」
というクレームです。
生徒の意外な一面を提供するのは、かなり他の教員に貢献できるのです。
授業のテクニックを伝授する
授業がうまい人は、授業テクニックの伝授でも貢献できます。
同じ教科ならもちろん、
- 授業内容のアドバイス
- 豆知識のアドバイス
- 話の切り口のアドバイス
教科が違っても、
- グループ活動のレパートリー
- プリントの作成方法
- 宿題・課題の切り口
などで助言できます。
他者に貢献できれば、後述するように早く帰ることにつながります。
授業がうまいと、意外な生徒情報や授業のテクニックを他者に伝えられる
他者に貢献できていると早く帰れる
仕事で他者に貢献できていると早く帰れます。
なぜなら、以下の理由があるからです。
- 同僚から嫌な顔をされない
- 自信をもって帰れる
同僚から嫌な顔をされない
他者に仕事で貢献していると、同僚に嫌な顔をされることはありません。
正しくは、同僚から「良く思われてないんじゃないかぁなぁ」という妄想から抜け出せるようになります。
全ての同僚からの、
「もう、帰るの?」
という、勝手にもらう視線は、
「仕事もしていないのに、もう帰るの?」
という、視線を勝手に妄想していることになります。
だからこそ、「授業がうまいこと」と「自分だけではなく他者に貢献できていること」は、仕事をできてきていることに、つながります。
仕事ができていると自分で思うからこそ、他者の目線を振り切れます!
自信をもって帰れる
仕事ができていると自信を持って、帰れます。
もちろん、帰る自信なんかなくても、帰っていいんですよ?
それは労働者の権利ですから!
でも、実際にはみんな帰っていない!
やっぱり、なんといっても周りの目が気になるからなんですよね!
そこに「自分はちゃんと仕事してる!」って思い、自信を持つことが、帰る姿勢につながるんです!
それに、他者に貢献していると、「帰りなさい!笑」って言ってくれる者です!
最後に
別に、早く帰る、帰らないの前に、
授業はうまくなっていた方がいいです。
授業でお金をもらっているんだから!
意外と、自分が強くなることから逃げてしまいがちな世の中ですが、このサイトとともに一歩一歩強くなっていきましょう!
他にも、教員の働き方改革について解説しています!