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アンケートって意外と時間かかるよなぁ。なんとかならないかなぁ。
私が全ての教員が使えるべきだと考えているのがGoogleフォームです。
校種・教科・偏差値・分掌などによって、教員に対するアドバイスは千差万別です。
とてもじゃないけれど、教員全員におすすめのスキルなどなかなかありません。
しかし、Googleフォームは、全ての教員に今すぐに使えるようになってほしい必須スキルだと考えています。
この記事では、
「Googleフォームって何!?」
という人から、
「Googleフォームは知ってるけど、教員はどう使えばいいの?」
という人まで、幅広くためになる知識をお伝えいたします。
ぜひ、Googleフォームを使って、業務を大幅に改善していきましょう!
まずは作り方を知りたい人はこちらの記事から
Googleフォームとはオンライン上で作成できるアンケート
Googleフォームとは、Googleが提供している無料で使えるオンラインアンケートツールです。
聞いたことがない人も、自然と回答したことはあるはずです。
以下のようなフォーマットのアンケートに見覚えはないですか?
オンラインで作成し、オンラインで回答するツールがGoogleフォームです。
この記事では、あなたに「回答者」ではなく、「作成者」になって欲しくて解説していきます。
Googleフォームで作業が100倍効率的になる
確かに「アンケートができる」という意味では、従来のアンケートと同じです。
業務改善につながりそうにもありません。
しかし、オンラインでアンケートが実施できるメリットは想像を絶するものがあります。
オンラインでアンケートを実施するメリットを以下の2点に絞って解説します。
・作業が減る
・紙が減る
単純に作業量がめちゃくちゃ減る
オンラインでアンケートが実施できるようにあると、作業量が減ります。
いや、めちゃくちゃ減ります。
従来の紙を使用したアンケートでは、以下の手順が必要になってきます。
- Wordで作成(フォーマットから作る)
- 人数分印刷
- 対面で配布
- 対面で回収
- 手作業で集計
- 保管のためにデータに打ち込む
- 集計した紙を捨てる・もしくは保管場所を決める
それが、オンラインでアンケートができるようになると、以下の手順に簡略化されます。
- 作成する(フォーマットはすでにある)
- 配信する
もうここまで来ると効率的という言葉ですら、生ぬるいほど業務が減りました。
しかも7つの行程が2つの行程に減ったばかりではなく、「印刷」「配布」「集計」という一番時間がかかるところがなくなっています。
これが無料で使えることに、恐怖すら感じます。
紙が減る
オンラインでアンケートを実施する2つ目のメリットは「紙が減る」ということです。
学年や全校生徒にアンケートをとると思うと、数百枚の紙を消費してしまいます。
消費するどころか、それらの紙は職員室のどこかに放置されることになります。
教員という仕事は、書類だけで森林を破壊できるほど、紙を消費・蓄積します。
実は、紙がたくさんあることでデメリットを感じる教員はあまり多くありません。
しかし、紙が大量にデスクにあることは、業務をかなり妨げることになります。
紙が大量にあると、探し物をするのに時間がとられます。
置き場所を考えるのにも時間をとられます。持っていったり、持ってきたりするのにも時間がかかります。
紙が職員室に大量にあることは、二次災害のように業務を妨げる要因にもなるのです!
Googleフォームで得られるメリット
「作業が減る」「紙が減る」
これだけで、Googleフォームを使いたくなった人は、たくさんいるはずです。
しかし、まだこれだけではありません。
ここでは、Googleフォームでアンケートを実施できることにより、得られる副次的なメリットをご紹介します。
・職場に貢献できる
・授業の方向性をつかめる
職場に貢献することができる
オンラインでアンケートを実施できると、職場の人に貢献することができます。
もし、あなたがGoogleフォームを使いこなせるようになったら、そのスキルで他の教員を助けてあげましょう。
Googleフォームでアンケートを実施すれば、あなたの作業は15分です。
しかし、手作業でアンケートを実施している同僚の作業時間は3時間を超えます。
つまり、15分で3時間分の協力ができるのです。
はっきり言って、これはかなり狙い目です。
周りの教員を助けることで得られるメリットはかなりたくさんあります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
授業評価アンケートで自分の現在地がわかる
オンラインでアンケートが実施できることのメリットはまだあります。
それは授業評価アンケートを実施し、自分の現在地を知ることができるというものです。
オンラインでアンケートが実施できると、いつもより気軽にアンケートを実施することができます。
例えば、授業評価アンケートをあなたが実施したいと考えているとします。
手作業でアンケートするとなると、時間と労力がかかりすぎて、実施しようと思いません。
しかし、オンラインなら教員も生徒も負担が軽くなるため、日常的に行うことができます。
至極真っ当な疑問だと思います。しかし、授業評価アンケートは少し仕事を増やしてでも実施した方がよいでしょう。
それはなぜか?
授業を作成していくうちに、
と、半ば疑心暗鬼になって授業を作成する人は多いはず。
もし、授業評価アンケートを実施すれば、現在地が明確になります。
・方向性を絞って、教材研究に集中できる
・授業評価が悪いので、もう少し授業に集中した方がよい
・授業評価が良いので、今は担任業務に集中してもよい
など、現在地が明らかになります。
集中できる箇所が明らかになり、そこに向かって努力すればよいことがわかると時間効率は劇的に改善されます。
それに比べれば、オンラインアンケートを実施する手間を考えてもお釣りがきます。
しかし、これが手作業でアンケートとなると、やはりなかなか実施するのは難しいでしょう。
それぞれの業務にどのくらい集中するべきかについては以下で解説しています。
まとめ
この記事では以下のことを解説しました。
Googleフォームとはオンラインで実施できるアンケート
Googleフォームで、作業も紙の量も減らせる
Googleフォームなら、職場に貢献したり、自分の現在地を知ることができる
「Classi」や「ロイロノート」などの教育機関向けアプリでもアンケートは行えますが、複数の教員で他クラスで実施する場合や教員間で調査するときには、まだまだ機能がカバーできていません。
実は作成するのは、とても簡単です。知っていると知らないとでは、明日からの働き方が変わってきます。今すぐ、マスターしてしまいましょう!
このまま授業を進めてもいいのか
難易度は生徒に合っているだろうか
生徒の満足度や学力は向上しているだろうか