PR
早く帰れるようになるにはどうしたらいいの?
つべこべ言わず、成果を出すのが一番だよ!
教員のみなさん、仕事を終えて早く帰りたいですよね?
しかし、どうせ帰るならスッキリした気持ちで帰りたいはず!
今回は、教員の成果を出すのが、早く帰る最短の近道だということを解説します。
教員が早く帰れない理由
教員が早く帰れない理由は以下の2点に集約されます。
- 業務が多いから
- 周りの目が気になるから
理由1:業務が多いから
教員が早く帰れない理由の最も大きな要因は「業務の多さ」です。
それらは文科省の統計データにも表れています。=
小学校・中学校・高校 | |
1位 | 自身が行わなければならない業務量が多いため |
2位 | 予定外の業務が突発的に発生するため |
3位 | 業務の特性上、その時間帯でないと行えない業務があるため |
業務の多さが、教員の残業時間に関わっているのは言うまでもありません。
理由2:周りの目が気になるから
教員が早く帰れない理由の2つ目は、周りの目が気になるからです。
早く帰ろうにも、同僚の教員の心の声を勝手に聞いてしまうときがあります(もちろん妄想で)。
- お前はもう仕事がないと思っているのか?
- 私の仕事が残っているんだけど!
- まだみんな頑張ってるじゃないか!
全く気にしないことができるならいいです。
しかし、そうメンタルが強すぎる人ばかりでもないでしょう。
僕も昔「帰ってもいいけど、まだ頑張ってる人がおることはわかっといてや?」と言われたことを思い出します。
成果を出せば帰れる理由
だからこそ、成果を出せば、早く残業せずに早く帰ることは可能になります。
理由は以下の4点です。
- 単純に業務が減るから
- 同僚を助けられるから
- 周囲を気にしなくてよくなるから
- 口出しされることがなくなるから
理由1:単純に業務が減るから
成果を出せば、単純に業務量が減ります。
仕事ができるようになるわけですから、これは当然ですね!
特に成果の出し方がわかってくると、他の業務も早くこなせるようになり、爆発的に業務量は減っていきます。
「そりゃそうだろ!」って思われるかも、ですね!
理由2:同僚を助けられるから
成果を出せば、同僚を助けれます!
仕事ができるようになれば、自分のスキルで他人を助けられるからです。
すると、どうなるでしょう?
間違いなく、あなたの苦手な業務を手伝ってくれる人が現れます。
あなたが丁寧な単純作業を苦手としていたら、必ず自分の分までやってくれる人が現れるのです。
それぞれの教員が得意分野を発揮できれば、必ず全体の仕事スピードは上昇します!
自分がその人の役に立っているのは前提ですよ?
理由3:周囲を気にしなくてよくなるから
成果を出せば、周囲を気にする必要がなくなります。
「お前は仕事をしていない」と思われるリスクが極端に減るからです。
- 自分は成果を出して仕事ができている
- 相手からも成果を出していることが認められている
- 教員室内でなんとなく自分が成果を出している雰囲気がある
どうでしょう?
定時で帰るのが、全く気まずくないですよね?
成果を出していないときは、いちいち言動や行動を、細かく注意されるんですよね!
しかし、一定の成果を出すようになると、ほとんどの人が何も言ってこなくなる。
「人間なんだなぁ」と思った次第です。
理由4:口出しされることがなくなるから
成果を出すと、口出しされることがなくなります。
目に見える成果を出していないうちは、
- 電話対応の挨拶
- 生徒指導の順番
- 保護者対応のマニュアル
- 授業での板書計画について
望んでもないことをぺちゃくちゃ指示を出されます。
よーくよく考えてみると、「全く結果に関係しないじゃん!」ってものまで全部です!
意外と、それらの指摘されている時間や心を乱されている時間、愚痴を言っている時間で帰れないことが多いです。
なんか最初、「そこは赤文字を使え!」とか言われたことあります。
チェックポイント
成果を出す→業務効率が良くなる→早く帰れる
成果を出す→同僚を助ける→同僚に助けられる→早く帰る
成果を出す→仕事をしてると思われる→周囲を気にせず早く帰る
成果を出す→口出しされない→仕事が速くなる→早く帰る
成果を出すその他のメリット
教育業界での仕事において成果を出すメリットは他にもあります。
- 自信がつく
- 同僚との人間関係が良くなる
メリット1:自信がつく
成果を出すと、単純に自信がつきます。
これは結構、重要なことです。
自信がつくと、どんどん挑戦ができます。
結果、どんどん自信がついてくるといった好循環が生まれます。
最初から自信がない人は、まずは成果を出して自信をつけましょう!
胸を張って教育業界で働いていることは、生徒にも保護者にも同僚にも、家族にだって良い影響を与えます。
メリット2:同僚との人間関係が良くなる
成果を出すことによって、同僚との人間関係も良くなります。
「助ける・助けられる関係」ができあがるからです。
尊敬されたり、求められたりすることによって、同僚との人間関係はますます良好になっていきます。
- 注意
- 嫌味なく、相手を助けたりすることが前提です!
チェックポイント
「早く帰ること」と「人間関係が良くなること」は矛盾しない。
「成果を出して、人を助けて早く帰る」ことで、周囲との関係は良好になる。
「成果を出さず、人も助けず、早く帰る」が周囲から良く思われない原因。
成果を出すには?
そんなこと言ったって、成果なんてどう出せばいいのさ!
確かに、「成果を出せ」「成果を出せ」と言いましたが、教育業界における「成果」の定義は難しいです。
「売上を出す」なんてことはできないからです。
しかし、成果を出せないわけではありません。
例えば以下の4つの方法があります。
- 授業の評判を上げる
- 外部からの評価を上げる
- ピンチをチャンスに変える
- みんなができないことをする
方法1:授業の評判を上げる
授業の評判を上げるのが一番の成果を出す近道です。
どこまでいっても、授業が学校生活の中で一番長いからです。
授業の評判が良ければ、周囲の評価も一変します。
これまで偉そうに指導してきた人も、僕の授業評価アンケートを見て、何も言ってこなくなりました!
- 豆知識
- もし、授業評価アンケートを学校が実施していない場合は、独自でやってしまえばいいです!
方法2:外部の評価を上げる
外部の評価を上げるのもおすすめです。
例えば、
- 研究授業で教育委員会の目にとまる
- JAICAの教員養成研修に申し込んで学校に来てもらう
- 地域の研究会に授業を投稿してみる
少ししんどいですが、効果は絶大です。
教員という生き物は、「先生」という権威に従って生徒を支配していると思いこんでいます。
つまり、教育委員会や文科省などの権威を借りて、自分の評価をあげてしまえば、「なんかすごい人」と認識してもらえます。
言い過ぎ笑
方法3:ピンチをチャンスに変える
ピンチをチャンスに変えることができれば、成果を出せたことになります。
人間は、「自分では無理だな」ができる人に尊敬の念を持つからです。
- 誰とも心を開かない生徒
- クレームばかりの保護者
- どうしようもない後輩の育成
- 上司のミスで明日までに仕上げないといけないもの
など、これらはあまり進んで取り組むことではありません。
しかし、愚痴を吐くのではなく、「なんかこなせてしまう」という人になってみませんか?
思いの外、気持ちいいですよ?
もちろん、自分の評価のために生徒を助けるわけではないですが、そういうスケベ心が原動力になるなら、むしろいいんじゃないかと思います!
方法4:みんなができないことをする
みんなができないことをするのも成果を出せる場所になります。
教員という職業は、みんな”安定”に惹かれて就職したはずです。
しかし、現実は目まぐるしく変化し、教育業界は変化に対応していくことが求められています。
つまり、「変わりたくない教職員」と「変化する現実」があるわけです。
ここをうまくつなげれば、あなたは間違いなくヒーローになれるでしょう。
例えば、
- パソコンスキル
- AI
- プリンター
- 教養
その他、「プラグラミング」で悩む生徒に対して、共感できる能力も、「みんなができないことをする」ことにつながります。
最後に
「成果を出す」って結構、強い言葉だと思います。
でも、あまりにも現在の教育業界には、”成果”から遠く離れている世界だなと実感しています。
みんな自分勝手な教育観を持ちすぎです。
もちろん、成果至上主義・数字主義・業績主義になるのはよくないことです。
だから、バランスを考えていけたらと思います!
他にも教員の働き方改革について解説しています!