教員が仕事の残業時間を減らすなら成果を出すのが一番良い

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教員が仕事の残業時間を減らすなら成果を出すのが一番良い

早く帰れるようになるにはどうしたらいいの?

つくね
つくね

つべこべ言わず、成果を出すのが一番だよ!

教員のみなさん、仕事を終えて早く帰りたいですよね?

しかし、どうせ帰るならスッキリした気持ちで帰りたいはず!

今回は、教員の成果を出すのが、早く帰る最短の近道だということを解説します。

教員が早く帰れない理由

教員が早く帰れない理由は以下の2点に集約されます。

  1. 業務が多いから
  2. 周りの目が気になるから

理由1:業務が多いから

教員が早く帰れない理由の最も大きな要因は「業務の多さ」です。

それらは文科省の統計データにも表れています。=

小学校・中学校・高校
1位自身が行わなければならない業務量が多いため
2位予定外の業務が突発的に発生するため
3位業務の特性上、その時間帯でないと行えない業務があるため
平成29年度 過労死等に関する実態把握のための労働・社会面の調査研究事業より作成

業務の多さが、教員の残業時間に関わっているのは言うまでもありません。

理由2:周りの目が気になるから

教員が早く帰れない理由の2つ目は、周りの目が気になるからです。

早く帰ろうにも、同僚の教員の心の声を勝手に聞いてしまうときがあります(もちろん妄想で)。

  • お前はもう仕事がないと思っているのか?
  • 私の仕事が残っているんだけど!
  • まだみんな頑張ってるじゃないか!

全く気にしないことができるならいいです。

しかし、そうメンタルが強すぎる人ばかりでもないでしょう。

つくね
つくね

僕も昔「帰ってもいいけど、まだ頑張ってる人がおることはわかっといてや?」と言われたことを思い出します。

成果を出せば帰れる理由

だからこそ、成果を出せば、早く残業せずに早く帰ることは可能になります。

理由は以下の4点です。

  1. 単純に業務が減るから
  2. 同僚を助けられるから
  3. 周囲を気にしなくてよくなるから
  4. 口出しされることがなくなるから

理由1:単純に業務が減るから

成果を出せば、単純に業務量が減ります。

仕事ができるようになるわけですから、これは当然ですね!

特に成果の出し方がわかってくると、他の業務も早くこなせるようになり、爆発的に業務量は減っていきます。

つくね
つくね

「そりゃそうだろ!」って思われるかも、ですね!

理由2:同僚を助けられるから

成果を出せば、同僚を助けれます!

仕事ができるようになれば、自分のスキルで他人を助けられるからです。

すると、どうなるでしょう?

間違いなく、あなたの苦手な業務を手伝ってくれる人が現れます。

あなたが丁寧な単純作業を苦手としていたら、必ず自分の分までやってくれる人が現れるのです。

それぞれの教員が得意分野を発揮できれば、必ず全体の仕事スピードは上昇します!

つくね
つくね

自分がその人の役に立っているのは前提ですよ?

理由3:周囲を気にしなくてよくなるから

成果を出せば、周囲を気にする必要がなくなります。

「お前は仕事をしていない」と思われるリスクが極端に減るからです。

  • 自分は成果を出して仕事ができている
  • 相手からも成果を出していることが認められている
  • 教員室内でなんとなく自分が成果を出している雰囲気がある

どうでしょう?

定時で帰るのが、全く気まずくないですよね?

成果を出していないときは、いちいち言動や行動を、細かく注意されるんですよね!

しかし、一定の成果を出すようになると、ほとんどの人が何も言ってこなくなる。

つくね
つくね

「人間なんだなぁ」と思った次第です。

理由4:口出しされることがなくなるから

成果を出すと、口出しされることがなくなります。

目に見える成果を出していないうちは、

  • 電話対応の挨拶
  • 生徒指導の順番
  • 保護者対応のマニュアル
  • 授業での板書計画について

望んでもないことをぺちゃくちゃ指示を出されます。

よーくよく考えてみると、「全く結果に関係しないじゃん!」ってものまで全部です!

意外と、それらの指摘されている時間や心を乱されている時間、愚痴を言っている時間で帰れないことが多いです。

つくね
つくね

なんか最初、「そこは赤文字を使え!」とか言われたことあります。

チェックポイント

成果を出す→業務効率が良くなる→早く帰れる

成果を出す→同僚を助ける→同僚に助けられる→早く帰る

成果を出す→仕事をしてると思われる→周囲を気にせず早く帰る

成果を出す→口出しされない→仕事が速くなる→早く帰る

成果を出すその他のメリット

教育業界での仕事において成果を出すメリットは他にもあります。

  1. 自信がつく
  2. 同僚との人間関係が良くなる

メリット1:自信がつく

成果を出すと、単純に自信がつきます。

これは結構、重要なことです。

自信がつくと、どんどん挑戦ができます。

結果、どんどん自信がついてくるといった好循環が生まれます。

つくね
つくね

最初から自信がない人は、まずは成果を出して自信をつけましょう!

胸を張って教育業界で働いていることは、生徒にも保護者にも同僚にも、家族にだって良い影響を与えます。

メリット2:同僚との人間関係が良くなる

成果を出すことによって、同僚との人間関係も良くなります。

「助ける・助けられる関係」ができあがるからです。

尊敬されたり、求められたりすることによって、同僚との人間関係はますます良好になっていきます。

注意
嫌味なく、相手を助けたりすることが前提です!

チェックポイント

「早く帰ること」と「人間関係が良くなること」は矛盾しない。

「成果を出して、人を助けて早く帰る」ことで、周囲との関係は良好になる。

「成果を出さず、人も助けず、早く帰る」が周囲から良く思われない原因。

成果を出すには?

そんなこと言ったって、成果なんてどう出せばいいのさ!

確かに、「成果を出せ」「成果を出せ」と言いましたが、教育業界における「成果」の定義は難しいです。

「売上を出す」なんてことはできないからです。

しかし、成果を出せないわけではありません。

例えば以下の4つの方法があります。

  1. 授業の評判を上げる
  2. 外部からの評価を上げる
  3. ピンチをチャンスに変える
  4. みんなができないことをする

方法1:授業の評判を上げる

授業の評判を上げるのが一番の成果を出す近道です。

どこまでいっても、授業が学校生活の中で一番長いからです。

授業の評判が良ければ、周囲の評価も一変します。

つくね
つくね

これまで偉そうに指導してきた人も、僕の授業評価アンケートを見て、何も言ってこなくなりました!

豆知識
もし、授業評価アンケートを学校が実施していない場合は、独自でやってしまえばいいです!

方法2:外部の評価を上げる

外部の評価を上げるのもおすすめです。

例えば、

  • 研究授業で教育委員会の目にとまる
  • JAICAの教員養成研修に申し込んで学校に来てもらう
  • 地域の研究会に授業を投稿してみる

少ししんどいですが、効果は絶大です。

教員という生き物は、「先生」という権威に従って生徒を支配していると思いこんでいます。

つまり、教育委員会や文科省などの権威を借りて、自分の評価をあげてしまえば、「なんかすごい人」と認識してもらえます。

つくね
つくね

言い過ぎ笑

方法3:ピンチをチャンスに変える

ピンチをチャンスに変えることができれば、成果を出せたことになります。

人間は、「自分では無理だな」ができる人に尊敬の念を持つからです。

  • 誰とも心を開かない生徒
  • クレームばかりの保護者
  • どうしようもない後輩の育成
  • 上司のミスで明日までに仕上げないといけないもの

など、これらはあまり進んで取り組むことではありません。

しかし、愚痴を吐くのではなく、「なんかこなせてしまう」という人になってみませんか?

思いの外、気持ちいいですよ?

つくね
つくね

もちろん、自分の評価のために生徒を助けるわけではないですが、そういうスケベ心が原動力になるなら、むしろいいんじゃないかと思います!

方法4:みんなができないことをする

みんなができないことをするのも成果を出せる場所になります。

教員という職業は、みんな”安定”に惹かれて就職したはずです。

しかし、現実は目まぐるしく変化し、教育業界は変化に対応していくことが求められています。

つまり、「変わりたくない教職員」と「変化する現実」があるわけです。

ここをうまくつなげれば、あなたは間違いなくヒーローになれるでしょう。

例えば、

  • パソコンスキル
  • AI
  • プリンター
  • 教養

その他、「プラグラミング」で悩む生徒に対して、共感できる能力も、「みんなができないことをする」ことにつながります。

最後に

「成果を出す」って結構、強い言葉だと思います。

でも、あまりにも現在の教育業界には、”成果”から遠く離れている世界だなと実感しています。

みんな自分勝手な教育観を持ちすぎです。

もちろん、成果至上主義・数字主義・業績主義になるのはよくないことです。

だから、バランスを考えていけたらと思います!

他にも教員の働き方改革について解説しています!