【一軍】教員が仕事を早くするために覚えるべきショートカットキー

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【一軍】教員が仕事を早くするために覚えるべきショートカットキー

ショートカットキーって、多すぎて何を覚えるべきかわからないんだよなぁ。

「ショートカットを覚えよう!」と思って、100年過ごしても、なかなか身につかないという人は多いのではないでしょうか。

しかし、ショートカットキーを覚えている人とそうではない人との仕事の差は、100の仕事をこなすのに、最低8時間くらいは差があると思っています。

ショートカットキーを使える人とそうではない人と仕事のスピードは広がるばかりでしょう。

では、なぜショートカットキーを覚えることはできないのか
一つの問題に、「覚えるのが多すぎる」というのがあります。

職種や場面によって、使用するショートカットは異なるからです。

この記事では、ショートカットを愛して100年目の私が「教員が覚えるべきショートカット」を厳選してお伝えいたします。

ショートカットキーを覚える前に理解しておいて欲しいこと

まずは、ショートカットキーを覚える前に理解してほしいことを2つ解説します。
ここが理解できていないと、挫折してしまうおそれがあるからです。

ショートカットキーは便利

この記事を読んでいる人の中には、

「ショートカットキーを覚えるぞ〜!」

という人ばかりではなく、

「本当に意味があるの?」

という、半信半疑で読んでくれている人もいると思います。

結論から言うと、ショートカットキーは便利です!確実にあなたの仕事を早くします。

作業量にもよりますが、ショートカットキーを駆使できる人とできない人の差では、1つの仕事に最低5分の差があります。

最低5分の差がある仕事を100個こなすうちに、覚えている人と覚えていない人の作業時間の差は500分(8.3時間)になります。

最低5分のため、現実にはもっと差は開いているでしょう。

ショートカットキーを使えない教員と同じタイミングで同じ仕事をして、何度も検証した結果、大体1作業5分でした。

はじめは作業スピードは落ちる

残念ながら、ショートカットキーを覚えたての頃はいつもより作業時間が長くかかってしまいます。

なぜなら、慣れていないからです。

ここをわかっていない人はすぐ挫折します。
1個1個の仕事を見た時にショートカットキーを使うことによって、仕事が早くなるビジョンはなかなか持てません。

自転車に例えるとわかりやすいです。
自転車に乗ると今後、移動速度は飛躍的に上昇します。しかし、乗れるようになるまで何度もころび、歩いた方が早く目的に着きます。
ショートカットキーを慣れていないからやめてしまう、というのは、自転車は最初転ぶからやめてしまうと言っているのと同じです。

そもそも仕事術というものは、導入期間は、慣れずに作業時間は一時遅くなるものです。
詳しくは以下の記事で解説しています。

教員が覚えるべきショートカットキー

回り道をしましたが、ここからは実際に覚えるべきショートカットキーをお伝えします。

教員が絶対に覚えるべきショートカットは以下の通りです。

・「Ctrl+C」「Ctrl+V」|コピー、貼り付け
・「Ctrl+Z」|取り消し
・「alt+tab」|ウィンドウを切り替える

選定基準は、「私が毎日数十回から数百回使っているもの」です。

順を追って解説します。

「Ctrl+○」を用いて説明しますが、私と同じMac派の人は「⌘」に置き換えて、使用してください。

「Ctrl+C」「Ctrl+V」|コピー、貼り付け

まずは、マスト(must)で使用していただきたいのが、「コピーと貼り付け」です。

・「Ctrl+C」:コピー
・「Ctrl+V」:貼り付け

複製したい文字や画像を選択し、「Ctrl+C」を押します。その後、複製したい場所で「Ctrl+V」を押すだけで、文字や画像を複製することができます。

全人類がすでに覚えているものと思っていましたが、意外にまだ使っていない人は多いです。

このショートカットキーを使っていない人は以下の動作を繰り返しています。

  1. コピーしたい文字で右クリック
  2. 「コピー」までマウスカーソルを動かす
  3. 「コピー」を左クリック
  4. 貼り付けたい場所で右クリック
  5. 「貼り付け」までマウスカーソルを動かす
  6. 「貼り付け」を左クリック

日が暮れてしまいます。
特にこの動作は、1日に何度も何度も何度も行います。
最も簡略化するべき動作です。

それに、仕事ができる人は、過去のものを再利用します。
スライドでも文書でも画像でも、過去のものをひっぱってきます。その度に必要となるショートカットキーです。

私は「Ctrl+C」「Ctrl+V」を全人類が身につけるまで、死なないと心に決めています。

「Ctrl+Z」|取り消し

コピーと貼り付けと同じくらい使用するのが、この「取り消し」のショートカットです。

・「Ctrl+Z」:取り消し

パソコンの操作を間違えないように、慎重に仕事するとどうしても遅くなってしまいます。
誤って操作してしまうことは前提で、やり直す操作を速くしましょう!

別にWordやExcelなどには、左上に「1つもどる」ボタンがありますが、いちいちマウスカーソルをそこに合わせに行って戻すまでに日が暮れてしまいます。

それに誤ってファイルを消してしまったりしたときも大いに活躍します。
フォルダでファイルを整理しているときに、「Ctrl+Z」で元に戻ります。

余裕があれば、「Ctrl+shift+Z」も覚えると便利です。
これを使うと「取り消し」を取り消すことができます。

こちらも全人類が身につけるまで、死ぬに死ねないショートカットキーとなっています。

「alt+tab」|ウィンドウを切り替える

・「alt+tab」:ウィンドウの切り替え

ここからは少し聞きなれないショートカットになりますが、「alt+tab」を紹介します。
「alt+tab」を押すと、現在使用しているPowerPointをExcelやWordなど、すでに開いているウィンドウに切り替えることができます。

何を言っているかわからない人は、ぜひ、一度パソコンで使ってみてください。

文書やスライドを作成する時、webや過去のデータなどを参照にします。

その際、パソコン画面の下にカーソルを合わせて、PowerPointからWordだったり、インターネットに切り替えると思います。

このショートカットキーを知らないと以下の動作が必要になります。
何かの画像をインターネットから持ってきて、スライドに貼り付けたい時、

  1. カーソルを画面の下に持っていく
  2. クリックして、インターネットを開く
  3. コピーしたい画像にカーソルを持っていく
  4. 画像をコピーする
  5. また、カーソルを下に持っていく
  6. クリックして、PowerPointを開く
  7. カーソルを上に持っていく
  8. 貼り付ける

日が暮れてしまいます。

「alt+tab」のショートカットキーを覚えると、上記の行程の①③⑤⑦をカットすることができます。

最初は「これだけ?必要か?」と思いますが、慣れると、「alt+tab」なしでは生活できなくなります!

Macの場合は「⌘+tab」です。

ただ、このショートカットキーについては、大きなモニターか2台目のモニターを持っていれば使用する頻度は少し落ちます。

まとめ

この記事では以下のことを解説しました。

教員が覚えるべきショートカットキー

・ショートカットキーの考え方
 →ショートカットはやっぱり便利
 →ショートカット導入期の生産性は落ちる

・覚えるべきショートカットキー
 「Ctrl+C」「Ctrl+V」|コピー、貼り付け
 「Ctrl+Z」:取り消し
 「alt+tab」:ウィンドウの切り替え

ショートカットは一度覚えると、呼吸をするように活用できます。

使っていなかった時代には戻れません。

ぜひ、活用してみてください!