【コミュ力いらず】職員室の人間関係を良好にするたった1つの方法

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【コミュ力いらず】職員室の人間関係を良好にするたった1つの方法

自分にコミュ力がなくて、職員室でうまくいかない!

職員室の雰囲気に悩んでいる人や同僚との関係がうまくいかないことに悩んでいる人は多いと思います。

文部科学省の調査によると、職場の人間関係で悩んでいる人は小・中学校で3位、高校で1位となっています。
PRESIDENT WOMANでは、「日本は職場の人間関係が世界一悪い」というISSPの調査結果が示されており、職場の人間関係は教員の問題というより日本の問題といっても良さそうです。

そんなときによく聞くのが、

「自分はコミュニケーション能力がないから・・・」
「自分はユーモアあふれることが言えないから・・・」

というものです。

コミュニケーション能力がない人でも、職員室で良好な関係を築ける方法は

たった1つ「仕事をこなすこと」

です。

この記事では、コミュニケーション能力がない人でも、仕事をこなせば職員室での関係に困らない理由を解説します。

「仕事に集中する」というのは、明日からでも即実践可能なので、ぜひこの考え方を取り入れてみましょう。

仕事で活躍できると人間関係が築ける

仕事ができると職員室での人間関係はすぐに築けます。

理由は2つ「頼られる」「興味を持ってもらえる」からです。

頼られる

当然ながら、仕事ができる人は頼られます。

例えば、授業できる人を想定しましょう。

当然、周囲の人は、「授業のコツ」を相談します。

ここで優しく授業のコツを教えるとします。これで終わりです。

優しく教えてくれる人を嫌いになる人などいるでしょうか?

他にも「オンラインアンケートを一瞬で作れる」「Excelで表計算ができる」などのスキルを持っていると、

「お願い!作ってくれない?」と頼まれることがあるとします。

その人からすれば、あなたのスキルを前提にして仕事していることになります。
下手なことで人間関係を悪化させるのは、リスクが高すぎます。

仕事ができて、頼られることで、良好な人間関係を維持することができます。

興味を持ってもらえる

仕事ができると興味を持ってもらえます。

例えば、スライドを用いたプレゼンテーションがうまい人を想定しましょう。

・スライドの作り方が気になる
・他にもどんなスキルがあるのか気になる
・どのようにしてそのスキルを手に入れてきたのか気になる

あなたに興味を持つ人が、話しかけてくれます。

さらに、あなたに興味をもつ人がいたら、あなたもその人に興味を持つ可能性が高いです。

興味というものは、価値観が近い者同士で持ちやすくなります。

普段、話すことがないような人でも仕事ができることで築ける関係があります。
そういった人は、近い価値観を持っていて、情報交換もできるため、さらなる自分の仕事スキルの向上に役立ちます。

仕事ができることで人間関係が整理できる

仕事していることで、コミュニケーションをおろそかにして、マイナス評価を受ける時はどうすればいいの?

これに対する回答は「放っておく」です。

そもそもコミュニケーションの原点に立ち返った時に、「誰とでも仲良くなる方法はない」ということを思い出しましょう。

次に問題となるのは、誰と良い関係を築き、誰と良い関係を築かないか、というものです。

「仕事に集中する」と、良い関係性を築くべきかそうでないかの線引きがしやすくなります。

仕事に集中することで、良い関係性を築けない人の言動パターンは以下のようなものです。

「○○くんは、仕事はできるけどコミュニケーションがなぁ。」
「仕事はできても、飲み会に来るとかそういう人間関係も大事にしなあかんで」
「早くやればいいってもんじゃない、心こめることも重要」
「私の時はこうだった」

このようなことを言われたら、チャンスと思いましょう。

なぜなら、こういったことを言ってくる人は関係性を築くために労力を使わずに済む人たちだからです。

職場での人間関係が重要なのは、仕事をするためです。

仕事をしていることで、築けなくなる人間関係は、あなたがこれから先、人間関係を気づかなくてもいいという合図です。

よくある質問

ここからはこの方法でよく質問・反論されることに回答していきます。

自分と遠い人間と関係を築くには?

他学年・他教科・事務の人など、自分の仕事が伝わらない人と関係を築くにはどうしたらいいの?

問題ありません。

「仕事ができる」というのは、伝わります。

あなたに頼った人は、「頼れる人」だとあなたを紹介するでしょう。

あなたに興味を持った人は、「おもしろい人がいる」と周りに紹介するでしょう。

また、授業ができる人に関しては、本当に満足度の高い授業ができていれば生徒が広めてくれます。

しかも第三者に言われることで信憑性が高くなります。

仕事に集中する、というのは無敵です。

仲が深まりにくいのでは?

職場の人と仲を深めることができにくいのではないか?

問題ありません。

職員室は、他の教員と仲を深める場所ではありません。仕事をする場所です。

雑談するところでも、ワイワイ楽しくする場所でもありません。

税金をもらって、保護者からお金をもらって、生徒を育成するという仕事を担っているのが教員です。

仲は悪いよりは、良い方がいいが、それは仕事ができている前提での話です。

仕事に集中する、というのは無敵です。

職場で生きていけなくなるのでは?

威厳のある人と関係を築けていないと、職場で生きていけなくなるのでは?

問題ありません。

現在、パワハラやセクハラなどが問題になってきて、改善の兆しは田舎の学校にも徐々に届くようになっています。

その人に従っていないと生きていけない、という親分教員はますます減少していくことでしょう。

また、人間関係を意識しても、ほとんどの教員には異動があります。

1000時間かけて人間関係を構築しても、異動すればやり直しです。

しかし、1000時間かけて仕事スキルを身につければ、他に異動してもそのまま使えます。

人生トータルで見た時に、教育界という職場で生きていけるのは、やっぱり仕事ができることです。

仕事に集中する、というのは無敵です。

職場がワイワイタイプだったら?

今の職場が仕事ができることよりも、人間関係を築くことを重視するタイプの場所だったらどうすればいい?

できることはありません。

なんとか上に相談して、異動させてもらえるようにしましょう。

ワイワイタイプの職場では、どれだけ仕事しても認められることはありません。

それよりも、主任に同調したりすることが大事になってしまいます。

仕事に集中しながら、異動できる時を待ちましょう。

注意点

仕事に集中する、といってもどんなときでも役にたつわけではありません。
以下の注意点が必要になります。

偉そうにしない

頼られたり、興味をもたれたりすると、どんどん偉そうになってしまう可能性があります。

調子に乗ってしまうと言ってもいいかもしれません。

当然、良い印象はもたれません。

いくら頼れる技術があり、おもしろそうなことをしていても、偉そうな人に近づこうとは思いません。

気をつけましょう。

教員にコミュニケーション能力は必要

仕事ができれば、コミュニケーション能力は必要ない、と言いましたが、

「仕事ができる」の中身にコミュニケーション能力が入る場合もあります。

生徒対応であったり、保護者対応です。

同僚にはコミュニケーション能力は必要ありませんが、生徒や保護者と接する時は、それが「仕事」となるため必要です。

余裕がある時にでも身につけた方がいいでしょう。以下の記事を参考にしてください。

まとめ

この記事では以下のことを解説しました。

職員室での人間関係の改善方法

・仕事に集中する
→頼られるようになる
→興味を持ってもらえる

・人間関係が整理できる

・よくある不安を解消
→自分と遠い人間にも仕事の評価は伝わる
→職員室は仕事をする場所
→異動したときに使えるのは、関係性ではなく仕事ができるか
→どうしてもダメなら異動する

・注意点
→偉そうにしない
→教員にコミュニケーション能力は必要

仕事に集中するというのは、ほとんど非の打ちどころのない方法です。

しかし、仕事に集中しようとも、すぐに仕事ができるようになるわけではありません。

すごいスキルほど、時間がかかります。

とりあえず、すぐにでも人間関係をマシにしたいという人はこちらもお読みください。

こちらも最後は、仕事に集中する、になりますが・・・。

仕事ができるようになって、職員室内での関係を良好にしていきましょう!!