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教員がスライドを作成・使用する機会は、かなり多くなってきました。
- 日々の授業
- 会議
- 研修などの発表
- 学校外への説明会・報告・発表
- 生徒が作成するときの説明
など、数々の場面が想定されます。
PowerPointやGoogle スライドでの発表がスタンダードになってきたからこそ、スライド作成の重要度は増してきました。
しかし、スライドの作成方法を教えてくれる現場はなかなかありません。そのような研修プログラムもありません。
私は赴任当初、右も左もわからないままスライドを作り、二度と使うことのないゴミを量産してきました。
しかし、人に聞いたり、本を読んだりしていくうちに、だんだんと法則のようなものが見えてきました。
今では以下のようなスライドも簡単に作れるようになりました。
※この記事のために作ったもので、実際に使用しているものとは異なります。
生徒にも、考え方やスキルを伝授したところ、再現することができていました。
つまり、誰にでも再現可能ということです。
ちなみに、私のサイトで使用している画像も全てPowerPointで作成しています。
この記事では、私がスライドについて持っている知識を網羅的に解説しています。
スライド作りの能力を向上させたいと思っている人には必見です!
まずは、スライドのメリットを認識する
まずは、スライドを作るメリットを認識する必要があります。
なぜなら、質の高いスライドを作ることは、時間がかかりすぎるからです。
スライドのメリットを自覚しないまま、スライドを作り続けると、
あの技術も入れたい!
この見せ方も入れたい!
という風に、スライドを作ることそれ自体が目的化してしまいます。
自分で自分の首を絞める働き方は本末転倒です。
そのためにも、
「何のために、スライドを使うのか!」
と、目的を自覚する必要があります。
スライドのメリットとデメリットについては、以下の記事で解説しています。
みなさんは、自分がスライドを作る目的を意識できているでしょうか?
シンプルで丁寧なスライドの作り方を身につける
スライドはシンプルで丁寧なものを作りましょう。
スライドの目的をじっくり考えると、派手でかっこいいものである必要がないとわかってきます。
相手が「見辛い」と感じることなく、スーッと理解できるくらいが最低限のスライドです。
まずは、丁寧なスライドを作る原則を身につけましょう!
基本的には、有名なデザインの4原則を理解しておけば大丈夫です。
以下の記事で解説しています。
おしゃれなスライドのために「背景」を駆使する
スライドの「おしゃれさ」を上げたい場合は、背景がポイントになってきます。
白い背景やPowerPointのテンプレートの背景では、「おしゃれ」と思わせることはできません。
以下の例を見ると一目瞭然です。
少し手間ですが、背景をうまく使うと
「この人、ただものではないな!?」
という印象を持ってもらいやすくなります。
また、好きな背景画像を選択できるため、他の人と被ることもなくなります。
「背景」をうまく使えるようになれたら、学校で使用するスライドにおいては、かなり上級者ということになります。
背景の使い方も含めた、スライドの作り方は以下の記事で解説しています。
作成時間を早める!
納得のいくスライドが作れるようになったら、あとは作業時間を早めましょう!
スライドのデメリットは、なんといっても「時間がかかる」につきます。
相手に伝わる丁寧さと少しのおしゃれさが身につけば、あとは作成時間を早めるだけです!
少しでも早くなれば、スライドのメリットだけを受け取ることができます。
どのようにすれば、スライドが早くなるのか、日々思考することが必要でしょう。
以下の記事でも、スライド作成を早める方法を解説しています。
まとめ
この記事では以下のことを解説しました。
・スライドの目的を理解する
・相手のことを意識した丁寧なスライドを作る
・おしゃれな背景に使い、少し差別化する
・作業効率を早める
スライドが作れるようになると、何かを説明する場面を任されることが多くなります。
他者に貢献することができれば、それは働き方の改善にもつながります。
ぜひ、習得していきましょう!