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携帯代を下げたい。でも、格安SIMは種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない。
そういう人に、私が最初にすすめるのが日本通信SIMです。

格安SIMって、どれを選べばいいか分からなくて……

何も考えたくないなら、日本通信SIMで大丈夫です。データ量のわりに、いちばん安いです。
我が家では、妻の携帯を去年、ソフトバンクから日本通信SIMに変えました。月8,000円ほどだった携帯代が、月2,000円ほどになりました。 1年で約7万2,000円です。
手続きは、私がスマホのアプリでやりました。申し込んだその日のうちに使えるようになりました。そして妻は、いまこう言っています。
「ほんまに、これで十分じゃん」
この記事では、日本通信SIMの料金と、実際に使ってみて分かったことを書きます。向いていない人のことも書きます。
先に結論:何も考えたくないなら、日本通信SIM
最初に答えを書いておきます。
携帯会社を選ぶのに時間を使いたくないなら、日本通信SIMにしてください。理由は、圧倒的に安いからです。
安いのに、回線はドコモのものを使っています。つながりやすさの心配はほとんどありません。最低利用期間も解約金もないので、合わなければやめればいいだけです。
ただし、全員に向いているわけではありません。
- データを無制限に使いたい人は、楽天モバイル
- 仕事で使っていて、とにかく速さが欲しい人は、ahamo
この2つに当てはまらないなら、日本通信SIMで十分です。
povoやLINEMOではなく、日本通信SIMを選ぶ理由
格安のプランは、ほかにもあります。povoやLINEMOにも、安いものはあります。
それでも私が日本通信SIMをすすめるのは、使えるデータ量に対して、いちばん安いからです。言うても、圧倒的に安い。選ぶ理由は、ほぼそれだけです。
比べ始めると、キャンペーンやポイントの話が出てきて、いつまでも決まりません。何も考えたくない人のための1社として、私は日本通信SIMを挙げています。
日本通信SIMの料金
料金を見てみます。2026年9月23日に、日本通信SIMの公式サイトで確認しました(税込)。
| プラン | 月の料金 | データ量 | 通話 |
|---|---|---|---|
| シンプル290 | 290円 | 1GB | 30秒11円 |
| みんなのプラン | 1,390円 | 20GB | 1回5分まで無料 か 月70分まで無料 |
| 50GBプラン | 2,178円 | 50GB | 1回5分まで無料 か 月70分まで無料 |
比べるために、大手のデータ無制限プランも書いておきます。割引前で、ドコモ MAX が月8,448円、au とソフトバンクが月8,008円です。
50GB使えるプランでも、大手の4分の1くらいの値段です。
初期費用は3,300円かかります。ただ、毎月6,000円下がるなら、1か月目で取り返せます。
※料金は変わることがあります。申し込む前に、公式サイトで最新の料金を確かめてください。
妻は50GBプラン。理由は「十分安いから」
妻が使っているのは、月2,178円の50GBプランです。通話料も込みで、だいたい月2,000円ちょっとに収まっています。

20GBと50GB、どっちにすればいいですか?

迷うなら50GBでいいと思います。月800円ほどの差で、データ量を気にしなくてよくなります。
妻は、外でInstagramの動画をよく見ています。データはたくさん使うほうです。
20GBのみんなのプランでも、足りる月は多いかもしれません。それでも50GBにしたのは、50GBでも十分安いからです。月800円ほどの差で、データ量を気にしなくてよくなるなら、そちらのほうが楽です。
ここが、私が「小さな節約はしない」と言っている理由でもあります。大手から変えるだけで月6,000円下がります。 そこからさらに月800円を削るために、毎月データ量を気にするのは、割に合いません。
通話は「5分」か「70分」かを選ぶ
みんなのプランと50GBプランは、通話の無料分を2つから選べます。
- 1回5分まで無料:短い電話をよくかける人向け
- 月70分まで無料:たまに長く話す人向け(何も選ばずに申し込むとこちら)
超えた分は、30秒11円です。時間を気にせず話したい人は、月1,200円(みんなのプランは1,600円)で完全かけ放題も付けられます。
保護者への電話は、学校の電話からかけることがほとんどだと思います。私用で長電話をしないなら、どちらを選んでも困らないはずです。
妻の携帯を乗り換えたときのこと
ここからは、実際に乗り換えたときの話です。
家計は任されているので、私が変えた
乗り換えを決めたのは、私です。
結婚して家計をどうするかという話になったとき、妻は家計を全面的に私に任せてくれました。 だから、妻の携帯も「変えたほうがいいよ」と言って、私が手続きしました。
妻はソフトバンクで、家族割も、光回線やでんきとのセット割も使っていませんでした。割引がなにもない大手の料金を、そのまま払っていたわけです。こういう人ほど、変えたときの差が大きくなります。
妻がソフトバンクを使っていたのは、大学生のころから4年くらいです。月6,000円の差が4年分なら、約29万円になります。もっと早く変えていればよかった、と思ったことはあります。
手続きはアプリで、その日のうちに使えた
申し込みは、ネットでしました。日本通信SIMは、スマホの「日本通信アプリ」から申し込む仕組みです。お店はありません。
SIMの形は、eSIMにしました。eSIMは、スマホの中にもともと入っているSIMに、契約の情報を書き込む方式です。カードが郵送で届くのを待たなくていいので、早く済みます。
回線が切り替わるまでは、1時間ほどかかりました。その間は待つだけです。スマホの設定で迷ったところは、ありませんでした。 その日のうちに、ふつうに使えるようになりました。
スマホ本体は、それまで使っていたものをそのまま使っています。買い替えはしていません。
変えてから困ったことは、特にない
変えてから困ったことは、特にありません。
正直に書くと、お昼どきの都会では、少し遅くなることがあります。 つながりにくい場所も、たまにあります。ただ、妻は困っていません。
妻の感想は、冒頭に書いたとおりです。
「ほんまに、これで十分じゃん」
月6,000円下がって、生活で困ることがない。これが、私の言う「大きな節約」です。
浮いた6,000円は、そのまま貯金
浮いた6,000円を何に使っているか、と聞かれることがあります。答えは、特に何にも回していません。そのまま貯金になっています。
お金に色はありません。「携帯代で浮いた分で何かを買おう」とは、あまり考えないです。毎月の支払いが減れば、そのぶん自然にお金が残ります。固定費を下げるよさは、何もしなくても効き続けるところです。
「聞いたことないから怪しい」への答え
周りの先生に、日本通信SIMをすすめたことがあります。
反応は、半々でした。半分の先生は、素直に聞いて変えてくれました。もう半分は、「聞いたことないから、怪しい」という反応でした。

聞いたことない会社だと、ちょっと不安です……

回線はドコモのものです。名前を聞かないのは、広告にお金をかけていないからで、だから安いんです。
その先生には、こう返しました。
「ドコモの回線を使ってるよ。聞いたことがないのは、広告にお金をかけていないからで、だから安いんだよ」
テレビのCMをたくさん流している会社は、そのぶんのお金を、どこかで回収しています。名前を知っていることと、自分にとって得かどうかは、別の話です。
変えてくれた先生からは、そのあと特に文句は出ていません。言われるのは、「安くなった、ありがとう」くらいです。
こういう話は、結局のところ、信用で決まります。「あの人がいいと言うなら」と変えてくれる先生は、たくさんいます。この記事が、その「あの人」の代わりになればうれしいです。
乗り換える前に知っておきたいこと
安いぶん、できないこともあります。先に確認しておいてください。
マイナンバーカードとクレジットカードが要る
- 本人確認は、マイナンバーカードをスマホで読み取る方法だけです。運転免許証は使えません
- 支払いは、本人名義のクレジットカード(一部のデビットカード)です。コンビニ払いや銀行振込はできません
お店でのサポートはない
日本通信SIMには、契約や相談ができるお店がありません。申し込みも手続きも、アプリで自分でやります。
「お店の人に全部やってほしい」という人には、向いていません。ただ、私の経験では、迷うところはほとんどありませんでした。
キャリアメールはなくなる
@softbank.ne.jp や @docomo.ne.jp のような、携帯会社のメールアドレスは使えなくなります。 そのアドレスで何かに登録している人は、先にGmailなどに変えておきます。
留守番電話は有料のオプション
留守番電話は月330円、キャッチホンは月220円のオプションです。テザリング(スマホを経由してパソコンをネットにつなぐこと)は、無料で使えます。
日本通信SIMを勧めない人
最初にも書きましたが、日本通信SIMが向いていない人もいます。
データを無制限に使いたい人
家に光回線がなく、スマホで動画をずっと見る。そういう人は、50GBでも足りなくなるかもしれません。
データを使い切ると、速度がかなり遅くなります。1GBあたり220円で追加もできますが、毎月足りないなら、データ無制限の楽天モバイルのほうが向いています。無制限でも月3,278円です。楽天モバイルについては、携帯会社を変えるだけで固定費が下がる仕組みに書きました。
仕事で使っていて、とにかく速さが欲しい人
副業などの仕事で、外でパソコンをつないで作業する。お昼どきでも速さが落ちると困る。そういう人は、ahamoが向いています。
実は、私自身はahamoを使っています。副業でクライアントワークをしていて、テザリングでパソコンをつなぐことがあるからです。
その前は、楽天モバイルを使っていました。やめた理由は、私が使っていたころの楽天モバイルには、プラチナバンドと呼ばれる建物の中や地下に届きやすい電波がなかったことです。室内や地下で遅くなったり、つながらなかったりしました。
ふだん使う分には困りません。でも、クライアントの仕事で「遅い」「つながらない」は話になりません。だから、仕事用にahamoへ変えました。同じ携帯会社でも、使い方によって向き不向きがあるということです。
自分が使っているものと、人にすすめるものは、一致しないことがあります。 仕事で使わないなら、日本通信SIMで十分です。
変えたくない人に、無理にすすめない
最後にもう1つ。「今のままでいい」という人です。
私は、両親の携帯も変えたいと思っています。でも、「もうソフトバンクでいいや」と言われます。
頑なに変えたくない人に、無理に変えさせようとは思いません。手続きをするのは本人ですし、納得していないと、少しでも不便があったときに不満になります。変えたいと思った人が、変えればいい。この記事は、そういう人のために書いています。
乗り換えの手順
最後に、乗り換えの流れを書いておきます。
1. 今のスマホが使えるか確かめる
2021年10月以降に発売されたスマホなら、SIMロックの解除(ほかの会社のSIMを使えるようにする手続き)はいりません。それより古いスマホは、今の携帯会社でSIMロックが解除されているかを確かめます。
2. マイナンバーカードとクレジットカードを用意する
本人確認と支払いに使います。
3. 日本通信アプリから申し込む
アプリをダウンロードして、プランを選んで申し込みます。
今の電話番号をそのまま使う場合、ソフトバンク・ドコモ・au・楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルなど約30社からなら、今の携帯会社の予約番号を取らずに乗り換えられます(ワンストップ方式)。今の携帯会社のマイページにログインできるようにしておくと、スムーズです。
4. 回線を切り替える
昼の10時から夜8時までに手続きをすれば、1時間以内に切り替わる目安です。私のときも、1時間ほどで使えるようになりました。
5Gを使いたい場合は、あとからマイページで無料の「5Gオプション」を申し込みます。
まとめ:とにかく安いので、早く変えたほうがいい
日本通信SIMについて、伝えたいことは1つです。
とにかく安いので、早く変えたほうがいいです。
- みんなのプランは月1,390円で20GB、50GBプランでも月2,178円
- 回線はドコモ。お昼の都会で少し遅くなることはあるが、困ってはいない
- 手続きはアプリで、その日のうちに使えた
- データを無制限に使う人は楽天モバイル、仕事で速さが要る人はahamo
妻の携帯は、月8,000円から2,000円ほどになりました。1年で約7万円です。手を動かしたのは、最初の1回だけです。
通信費のほかに、どの順番で固定費を見直せばいいかは、教員の固定費の見直し方にまとめています。
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