教員ができる副業の全体像。物を売る、発信する、受注する、資産を持つ

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教員ができる副業の全体像。物を売る、発信する、受注する、資産を持つ

副業を調べ始めると、名前が次々に出てきます。

せどり、ハンドメイド、動画編集、プログラミング、ライブ配信、note。どれも「稼げます」と書いてあって、どれを見ればいいのか分からなくなります。

名前を並べても選べません。性質で分けたほうが早いです。

副業を調べ始めたんですが、名前が多すぎて、どれを見ればいいのか分からなくて。

つくね
つくね

名前で並べると選べません。何を売っているかで4つに分けると、一気に見通しがよくなります。

この記事では、副業を4つの型に分けて、それぞれの中身を並べます。 どれがいいかという結論は、ここでは書きません。まず、地図を作ります。

選び方はなぜアフィリエイトを勧めるのかに書きました。この記事を読んでから、そちらへ進んでいただくのが順番です。

副業は、4つの型に分けられる

最初に、全体の形を出します。世の中の副業は、おおまかにこの4つに収まります。

分け方の軸は、何を売っているかです。物なのか、自分の時間なのか、自分が作った場所なのか、持っている資産なのか。

副業の4つの型。物を売る、発信する、受注する、資産を持つ。教員が選べるのは真ん中の2つ

物を売る、発信する、受注する、資産を持つ

物を売るのは、仕入れたものや作ったものを売る形です。売れた分だけ返ってきます。 分かりやすいかわりに、在庫と発送がついてきます。

発信するのは、記事や動画を作って置いておく形です。すぐにはお金になりませんが、作ったものが残ります。

受注するのは、誰かの仕事を引き受けて納品する形です。最初のお金が早いかわりに、手を止めると止まります。

この4つ以外にも名前は出てきますが、たいていはこのどれかに入ります。新しく見えるものほど、中身は既存のどれかです。

資産を持つのは、不動産などを買って貸す形です。元手が先に要るので、副業というより投資の話になります。

教員に関係があるのは、真ん中の2つ

先に結論を書いておくと、教員が現実的に選べるのは「発信する」か「受注する」です。

もちろん、やってはいけないという話ではありません。向いていない条件が多い、という話です。

物を売る形は、在庫と発送があります。平日の昼に荷物を出しに行けない仕事とは、相性がよくありません。

資産を持つ形は、まとまった元手が要ります。副業の1本目に置くものではありません。

だから、この記事でも真ん中の2つを厚めに書きます。ただ、外側の2つも知っておいたほうが、判断がしやすくなります。

名前ではなく、時間の性質で見る

地図を見るときのコツをひとつ書きます。その仕事が、自分の時間をどう使うかで見てください。

受注する形は、時間を売っています。 発信する形は、時間を置いています。

この違いは、始めてからでは変えられません。途中で「思っていたのと違う」となるのは、たいていここです。

同じ「YouTube」でも、広告を待つのか、企業案件を受けるのかで性質が変わります。媒体ではなく、お金の入り方で見てください。

だから、名前で選ばないでください。「動画編集」も「Webライティング」も、性質は同じです。

物を売る:せどり、ハンドメイド、自分の商品

まず、いちばん古くからある形です。物を仕入れて、あるいは作って、売ります。

せどりは、仕入れと発送が仕事になる

せどりは、安く買って高く売る形です。中古品を扱うことが多いです。

やることははっきりしています。探して、買って、写真を撮って、出品して、売れたら送る。 手順に迷いません。

在庫を持つので、売れ残ると損が出ます。読みを外したときの損が、はっきり形になります。

そのかわり、作業量がそのまま収入になります。 数をこなさないと金額になりません。

そして、発送があります。 平日の昼に動けない教員には、ここが重い条件になります。休み時間に荷物は出せません。

ハンドメイドは、作る時間そのものを楽しめるか

ハンドメイドは、自分で作ったものを売る形です。

材料費と、作る時間がかかります。その時間を時給に直すと、たいてい厳しい数字になります。

売れるまでの時間も読めません。作った数だけ、置き場所も増えていきます。

だから、作ること自体が好きな人でないと続きません。 収入を目的に始めると、割に合わないと感じます。

逆に、もともと作っている人なら話は別です。すでにやっていることの延長なので、負担が増えません。

自分の商品を作るのは、いちばん遠い

最後に、自分で商品を企画して作る形があります。工場に頼んで作ってもらう形です。

在庫を抱えることになりますし、思ったものが上がってこないこともあります。やり直すたびに、お金が出ていきます。

これは、副業の1本目に置くものではありません。元手も、知識も、失敗したときの損も大きいです。

ただ、発信を続けた先に、この選択肢が出てくることはあります。読者がついてから作ると、売る場所に困りません。

順番としては、先に発信、あとで商品です。逆にすると、作ったものを誰にも届けられません。

発信する:ブログ、YouTube、SNS、note

ここからが本題です。教員にいちばん向いているのが、この型だと思っています。

発信する形の中身。ブログ、YouTube、SNS、note。顔も名前も出さずに完結する

ブログは、いちばん遅くていちばん残る

ブログは、記事を書いて置いておく形です。検索から人が来ます。

最初の半年は、ほとんど読まれません。まともな金額になるまで1年か2年かかります。 ここは正直に書いておきます。

やること自体は少ないです。書いて、置く。 それが延々と続きます。

かわりに、書いたものは消えません。 去年の記事が今日も読まれます。手を止めても、しばらくは動きます。

始め方はブログを立ち上げる手順に書きました。やることは、サーバーを借りてWordPressを入れるだけです。

YouTubeは、お金の入り口が複数ある

YouTubeは、広告・アフィリエイト・企業案件の3つで稼ぎ方が分かれます。それぞれ性質がまったく違います。

広告は、条件を満たすまでゼロです。アフィリエイトは、再生数が少なくても金額になります。

企業案件は、いちばん単価が高くなります。そのかわり、何を言うかを相手が決めます。

教員がやるなら、顔を出さない前提で作ってください。 生徒はYouTubeを見ています。

詳しくはYouTubeで稼ぐに書きました。顔を出さずに作る形も、そこにまとめています。

ライブ配信とSNSは、単体では立ちにくい

ライブ配信は、その場で見ている人からの投げ銭が中心です。

決まった時間に、画面の前にいる必要があります。行事の週に、それは無理です。 時間を拘束される形は、本業がある人には厳しいです。

SNSは、それ単体ではお金になりません。 ただ、ブログやYouTubeに人を連れてくる役として、いまは必須に近いです。

検索だけで人が来る時代は終わっているので、ここを飛ばすと記事が読まれません。

どう使うかはSNSからブログへ流す方法にまとめました。始めるならXからです。

noteは、集客の入口がある人なら速い

noteは、自分の手順や知識を、そのまま売る形です。

これは、うまくいくと速いです。私の知り合いは、10本ほど出して月5万円になりました。期間は1か月ほどです。

手順や知識を、そのまま置けるのが強みです。すでに人に教えていることがあるなら、形にしやすいです。

ただし、前提があります。 その人は、もともと収益化しているYouTubeチャンネルを持っていました。集客の入口があったから、1か月で立ちました。

ゼロから始めて、noteだけで1か月、ということではありません。 ここを隠すと嘘になるので、書いておきます。

noteで1か月に月5万って、本当なんですか。

つくね
つくね

その人は、もともと収益化したYouTubeを持っていました。集客の入口があったから1か月です。ゼロからではありません。

受注する:ライティング、動画編集、プログラミング、AI業務代行

次が、誰かの仕事を引き受ける形です。最初のお金が早いのが、いちばんの強みです。

受注する形の中身。書く・編集する仕事は単価が落ち、面倒を引き受ける仕事が残っている

Webライティングと動画編集は、入口が狭くなった

数年前まで、この2つは副業の定番でした。未経験から始められて、数をこなせば金額になりました。

いまは、そこがAIに置き換わりつつあります。下書きは数分で出ますし、カットや字幕も自動化が進んでいます。

発注する側から見れば、当然の判断です。同じ品質なら、安いほうを選びます。

無くなるわけではありません。ただ、「ただ書くだけ」「ただ切るだけ」の部分には、以前ほどお金が付きません。

いちばん入りやすい入口から入ると、いちばん先に無くなる場所に立つことになります。ここは覚えておいてください。

プログラミングとLINE構築は、学ぶ時間が長い

プログラミングや、企業のLINEを作る仕事もあります。単価は高くなります。

そのかわり、覚えるまでの時間が長いです。本業がありながら習得するのは、けっこう大変です。

本業がある人は、勉強の時間もまとめて取れません。少しずつ進めると、覚える前に忘れます。

そして、覚えたころには道具が変わっているという問題もあります。この分野は動きが速いです。

向いている人はいます。ただ、副業の1本目としては重いと思います。

AIの業務代行は、いま残っている領域

新しく出てきたのが、AIを使って人の作業を引き受ける形です。オンライン秘書に近い仕事です。

しかも、この職業は線引きがはっきりしていません。AIを使って人の仕事を引き受けていれば、だいたい当てはまります。

資料作成、会議の記録の整理、様式が決まっている文書。どれも、教員が毎日やっていることです。

教員は、この作業のプロです。 学校は書類と起案でできています。自覚がないだけで、これは技能です。

ただし、これも受注の仕事です。積み上がらず、打ち合わせで顔を出すことになります。 詳しくはAIの業務代行に書きました。

資産を持つ:古い戸建てを買って貸す

最後に、外側の型です。ここは、副業というより投資の話になります。

元手が先に要る

古い戸建てを買って、直して、貸す。家賃が毎月入る形です。

手を入れる部分も多いです。直す、貸す、対応する。 完全に放っておける形ではありません。

入ってくるお金は、確かに積み上がります。働かなくても入る、いちばん分かりやすい形です。

ただし、買うためのお金が先に要ります。 直す費用も要ります。副業の1本目に置くものではありません。

教員の安定は、ここで武器になる

そのうえで、教員は不利ではありません。 むしろ有利です。

毎月決まった額が入って、急に無職になりません。お金を借りるときに、この安定は効きます。

会社員でも同じことは言えますが、教員は特に安定して見られます。 勤続が長くなりやすいのも効きます。

だから、いつかやりたいなら、教員でいるうちのほうが動きやすいです。ここは覚えておいて損はありません。

まずは、現金と時間を作るのが先

とはいえ、順番はあります。元手がないうちに手を出す形ではありません。

順番を飛ばして借りると、うまくいかなかったときに戻れません。戻れない形は、本業がある人には向きません。

先に固定費を整えて、投資で土台を作る。その先の選択肢だと思ってください。

お金の整え方は教員こそ投資をやったほうがいいに書きました。固定費を先に削って、その分を積むのが順番です。

教員に向くもの、向かないもの

最後に、教員という条件で並べ直します。同じ副業でも、職業によって向き不向きが変わります。

教員の3つの条件。平日の昼に動けない、顔を出せない、忙しさに波がある

平日の昼に動けないことが、いちばん効く

教員の制約で、いちばん大きいのはこれです。平日の昼間、まったく動けません。

荷物を出しに行けません。電話に出られません。返信も、休み時間か放課後になります。

相手は、昼に連絡が取れる前提で動いています。こちらの事情は、相手の予定に入っていません。

この一点で、物を売る形と、即応が要る受注の仕事が、かなり厳しくなります。

逆に、自分のタイミングで進められる形なら、この制約はほとんど効きません。

顔と名前を出せないことも、条件になる

もうひとつが、身バレです。生徒に見つかることを、避けたい人が多いと思います。

受注の仕事は、打ち合わせで顔を出すことになります。 名前も、たいていは本名で伝わります。

請求書を出す以上、本名は相手に伝わります。そこだけは、どうやっても隠せません。

発信する形なら、顔も名前も出さずに完結します。 ジャンルの人として立てばいいので、教員だと名乗る必要もありません。

ここは、他の職業の人には無い条件です。一般の副業記事が触れないのは、そのためです。

忙しさの波に、合わせられるかどうか

最後に、学校特有の波です。行事の週と、成績処理の週は、どうしても動けません。

しかも、忙しい時期は自分で決められません。学校の予定表が、そのまま自分の予定になります。

締め切りのある仕事だと、ここで詰みます。「今週は無理です」を続けると、次から声がかかりません。

締め切りの無い形なら、飛ばしても誰にも迷惑がかかりません。落ちるのは自分の進みだけです。

この3つの条件で見ると、教員に残るものはかなり絞られます。 その結論は、次の記事に書きました。

つくね
つくね

平日の昼に動けない、顔と名前を出せない、忙しさに波がある。この3つで絞ると、残るのは「発信する」です。

まとめ:地図を見てから、選びに行く

  • 副業は物を売る/発信する/受注する/資産を持つの4つに分かれる
  • 名前ではなく、時間の性質で見る。 受注は時間を売り、発信は時間を置く
  • 物を売る形は、在庫と発送がある。平日の昼に動けない教員には重い
  • 発信する形は、ブログ・YouTube・SNS・note。最初は遅いが、作ったものが残る
  • noteは、集客の入口がある人なら速い。 知り合いは10本ほどで月5万円。ただし元から収益化したチャンネルを持っていた
  • 受注する形は、最初のお金が早い。ただし入りやすい仕事から置き換わっている
  • AIの業務代行は、教員が毎日やっている作業とほぼ同じ
  • 資産を持つ形は元手が要る。ただし教員の安定は、ここで武器になる
  • 教員の条件は3つ。 平日の昼に動けない/顔と名前を出せない/忙しさに波がある

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