教員こそサイドFIREを目指せます。安定は資産形成の武器です

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教員こそサイドFIREを目指せます。安定は資産形成の武器です

教員は安定した仕事です。それなのに、なぜFIREを目指すのか

よく聞かれます。私の答えは、お金の話ではありません。

教員は、精神的な安定を保てない仕事だからです。

人に傷つけられることがあります。自分が誰かを傷つけてしまうこともあります。本質的ではないと感じる仕事に、時間を取られることもあります。収入が安定していることと、心が安定していることは別です。

だから私は、サイドFIREを目指しています。ただし、教員を辞めるための計画ではありません

この記事では、なぜ完全なFIREではなくサイドFIREなのか、いくらあれば成立するのか、そして教員という職業が資産形成にどれだけ有利かを書きます。

投資は最終的にご自身の判断で行うものです。ここに書くのは私の設計であって、おすすめの正解ではありません。

教員がサイドFIREを目指す理由

まず、なぜFIREなのかから書きます。

図解:完全なFIREと、サイドFIREの違い

完全なFIREは現実的ではありません

FIREと聞くと、働かずに暮らす姿を思い浮かべると思います。あれを目指すのは、現実的ではありません

完全に働かずに生きようとすると、何十億という規模の資産が要ります。さらに税金もかかります。そこに届く人は、ごく限られています。

そして、そこまで稼ごうとすると別の問題が出ます。お金を稼ぐことは、いいことばかりではありません。嫌なこともやらなければいけない。心の安定のために始めたはずが、心を削ることになります

だから私は、サイドFIREを選びました。資産からの収入を土台にして、足りない分だけ働くという形です。

サイドFIREなら好きなことに時間を使えます

サイドFIREの良さは、時間の使い方を選べることです。

私がやってみたいことを挙げると、民泊をやってみたい。ひたすらキャンプに没頭したい。鶏の世話をしてみたい。正直に言えば、実際にどうなるかは分かりません

ただ、それでいいと思っています。やりたいことが変わっても対応できる状態を作るのが目的だからです。選択肢がある状態そのものに価値があります。

サイドFIRE後も教員は続けるつもりです

ここが、他のFIRE記事といちばん違うところだと思います。

人に教える仕事は嫌いではありません

サイドFIREをしても、教員は続けているはずです

理由は2つあります。人とのつながりが大事だから。そして人に教えるのが、そんなに嫌いではないからです。

イメージしているのは、非常勤講師などで授業だけを担当する形です。授業は続けたい。ただし、それ以外の負担からは離れたい。サイドFIREは、そのための手段です。

つまり私にとってFIREは、辞めるための計画ではありません続け方を選ぶための計画です。

資産があるからこそ伝えられることがあります

もうひとつ、続けたい理由があります。そのときに生徒へ伝えられることが増えるからです。

サイドFIREをして資産がある。自分で事業を作った経験がある。そういう状態の大人が学校にいること自体に、意味があると思っています。

「学校ではこういうことを教えてくれない」と言われることがあります。お金の話、働き方の話、人生の選び方の話。私はそちらのほうが得意です

逆に、ずっと生徒をケアし続けること、ずっと話を聞き続けることは苦手です。だからそこは、得意な人に任せたい。教員全体でポートフォリオを組んで、全員で教えればいいと思っています。

サイドFIREに必要な額をどう見積もったか

具体的な数字の話に入ります。必要額は先に決めておくべきです。

図解:サイドFIREに必要な額の見積もり。年間240万円あれば成立します

年間240万円あれば成立すると見積もっています

私が試算した結果は、年間240万円です。内訳の考え方を書きます。

食費は2人で月4万〜5万円。家賃は月8万〜10万円。服代は月1万円ほど。ここまでで、最低限の衣食住は賄えます。年間にすると200万〜210万円です。

そこに、養育費と教育費として1,000万円ほどを別枠で見ています。これを含めて考えると、年間240万円くらいという結論になりました。

この金額はモデルケースです。住む場所や家族構成で、必要額は大きく変わります。大事なのは金額そのものではなく、自分で試算しておくことです。数字が出ていないと、いつまでも不安なままになります。

5000万円で高配当に切り替えるつもりです

もうひとつ決めているのが、方針を切り替える地点です。

インデックス投資が5,000万円に届いたら、高配当株の投資に変える。そこから先は、増やすより受け取る段階に入ります。

なぜ5,000万円なのか。NISAで税引き後4%ほどの利回りが、夫婦2人のNISA枠を使って成立しそうだからです。そこから逆算すると、この規模になりました。

正直に言えば、6,000万円必要かもしれないとも思っています。ただ、5,000万円まで届けば、少しリスクを取った選択もできますし、そこまでいく過程で自分の力もついているはずです。だからキリのいい数字として5,000万円を置いています。

なお、利回りを保証するものではありません。あくまで私の見積もりです。切り替えるときも、市況が良ければ売るという条件付きで考えています。暴落の最中に動くつもりはありません。

教員はサイドFIREに有利な職業です

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。教員は、資産形成にかなり向いています

図解:教員は資産形成に向いている

教員は職が安定しているので土台になります

まず、職が安定していること。これが最大の武器です。

資産形成でいちばん怖いのは、収入が途切れることです。積み立てが止まり、最悪の場合は取り崩すことになります。教員はそこが起きにくい。この安定は、そのまま計画の確実性になります。

一つの土台が安定しているから、もう一つの柱も作りやすいのです。収入が不安定な状態で新しいことを始めるのは、かなり難しくなります。

若いうちは使う暇がないので貯まります

2つ目が、少し皮肉な理由です。20代から30代前半は、忙しすぎて遊ぶ余裕がありません

遊びに行く時間がないので、遊びに使うお金も出ていきません。気づけば口座に貯まっています。この時期に投資へ回せるかどうかで、その後がかなり変わります。

3つ目が産休・育休の制度がしっかりしていることです。仕事がほとんどできない時期でも、収入が安定して入ります。中長期の資産形成において、これは大きいです。

不利なのは爆発力がないことです

もちろん、不利な点もあります。爆発力がありません

給料は急には上がりません。副業も制限があります。だから、20代でFIRE、30代前半でFIREというのは厳しいと思います。

ただし、再現性は高いです。派手さはないけれど、続けていけば届く。意外と早い段階でサイドFIREできるのではないか、というのが私の見立てです。

教員がサイドの収入を作る方法

「サイド」の部分をどう作るのか。ここも書いておきます。

目指しているのはストック型の収入です

私が考えているのは、ストック型の事業収入です。

YouTube。ウェブサイト。AIの使い方を教えること。教員向けに何かを教えること。印税。こうした、積み上げると自動で回り始めるものを目指しています。

足りないと思ったときは、そのときにクライアントワークをすればいい。ストックを土台にして、必要な分だけ働く。これがサイドFIREの形です。

副業には制限があるので確認してください

ここで必ず確認が要ります。公立教員は、地方公務員法第38条によって営利企業への従事が制限されています

無許可で収入を得ることはできません。許可が必要な範囲、そもそもできない範囲があります。必ず勤務先や教育委員会に確認してください。

私立の場合は就業規則によります。学校ごとに扱いが違うので、こちらも確認が必要です。

そのうえで、教員にはできることがあります。長期休業などの時間を使い、許可を得たうえで収入を得る。あるいは誰かの事業を手伝う。そして、辞めてからストックを貯めていくという道もあります。

まとめ 教員こそサイドFIREを目指せます

大事なところをまとめます。

私がサイドFIREを目指す理由は、お金ではありません。教員は、精神的な安定を保てない仕事だからです。収入が安定していることと、心が安定していることは別です。

完全なFIREは現実的ではありません。何十億も必要ですし、そこまで稼ぐ過程で心を削ります。だから、資産を土台にして足りない分だけ働くサイドFIREを選びました。

サイドFIREをしても、教員は続けるつもりです。非常勤で授業だけ担当する形を考えています。これは辞めるための計画ではなく、続け方を選ぶための計画です。

必要額は年間240万円と見積もりました。インデックスが5,000万円に届いたら高配当に切り替える。これは目標であって、達成を保証するものではありません。

そして、教員は資産形成に有利です。職が安定していて、若いうちは使う暇がなく、産休・育休の制度も手厚い。爆発力はありませんが、再現性は高いです。

副業には制限があります。公立は地方公務員法第38条、私立は就業規則。必ず確認してください。

最後に。一つの土台が安定しているからこそ、もう一つの柱を作れます。教員という仕事は、その土台としてかなり優秀です。

投資に絶対はありません。最終的な判断は、ご自身でお願いします

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