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結婚式の費用は、いくらかかるのか。
調べると平均の額はたくさん出てきます。でも、実際に払った人が、何にいくら使って、何を削ったのかまで書いてあるものは、あまり見かけません。
この記事では、私が実際に払った結婚式と指輪の費用を、そのまま書きます。見積もりからどれだけ上がったか、何を払ってよかったか、何を払わなくてよかったかも、あわせて書きます。
これから結婚する先生の、判断材料になればと思います。
先に結論:総額250万円、自分たちで払ったのは100万円
まず、全体の額です。どれも「だいたい」の額です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 結婚式の総額 | 約250万円 |
| ご祝儀でまかなえた分 | 約150万円 |
| 自分たちで払った分 | 約100万円 |
| 婚約指輪 | 約50万円 |
| 結婚指輪 | 約20万円 |
| 前撮り写真 | 約20万円 |
招待したのは、20人くらいです。すごく親しい友達と、親族だけにしました。式は、春休みの平日にしました。
結婚式の総額は約250万円。そのうち自分たちで払ったのは約100万円でした。 指輪は2つで約70万円です。
平均と比べると、100万円ほど低い
参考に、平均の額も見ておきます。リクルートの「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」によると、平均はこうなっています。
| 平均(2024年の調査) | 私の場合 | |
|---|---|---|
| 挙式・披露宴の総額 | 343.9万円 | 約250万円 |
| 招待客の人数 | 52.0人 | 約20人 |
| ご祝儀の総額 | 205.6万円 | 約150万円 |
| 自分たちで払った額 | 161.3万円 | 約100万円 |
総額で、平均より100万円ほど低く収まりました。自分たちで払った額も、平均より60万円ほど少なくなっています。
ただし、1人あたりで見ると話は変わります。同じ調査では、招待客1人あたりの費用の平均は8.6万円です。私の場合は、総額250万円を20人で割ると、1人あたり12万円を超えます。
人数を絞ると総額は下がりますが、1人あたりの費用は上がります。 料理や引き出物のように人数で決まる費用のほかに、会場やドレスのように人数に関係なくかかる費用があるからです。少人数の式でも、総額が人数に比例して下がるわけではないと知っておいてください。
招待が20人なのにご祝儀が150万円あるのは、親族から多めにいただいたからです。人数が少ない式でも、親族が中心だと、ご祝儀は人数のわりに多くなることがあります。
安くしようと頑張ったわけではありません。 払うものと払わないものを分けていったら、この額になった、という感覚です。

平均より100万円も低いなんて、何か我慢したんですか?

我慢はしていません。払うものと払わないものを分けただけです。
そもそも、なぜ結婚式をしたのか
額の話の前に、なぜ結婚式をしたのかを書いておきます。ここが、お金のかけ方にもつながるからです。
正直に書くと、親のためです。親に認めてもらいたい、という気持ちもありました。
結婚式をしない選択も、今はめずらしくありません。それでも私は、親のためにやると決めました。
実際にやってみて、親はすごく幸せな気持ちになったと思います。私自身も、やってよかったと思っています。
「誰のための結婚式か」を先に決めておくと、あとで迷ったときの軸になります。
式場は、チャペルの雰囲気で選んだ
式場は、3か所くらい見学しました。決め手は、挙式をするチャペルの雰囲気です。
ほかの2か所を選ばなかった理由は、チャペルが見劣りしたことと、場所が遠かったことです。
見学すると、どの式場もよく見えます。「ここで式を挙げたい」と思えるかどうかの1点で選ぶと、迷いにくくなります。
見積もりから、100万円以上上がった
ここからが、いちばん伝えたいことです。
最初の見積もりと、最終的な金額には、100万円以上の差がありました。
これでも、抑えたほうです。最初は、200万円くらい上がりそうになっていました。 そこから削って、100万円くらいの値上がりにとどめました。
正直に書くと、見積もりが上がるたびに「高いな」と思っていました。そもそも、安いからその式場に決めたはずなのに、です。
結婚式の見積もりは、打ち合わせを重ねるごとに上がっていきます。これはよく言われることですが、私も例外ではありませんでした。
ドレスは、10万円が70万円になった
いちばん上がったのは、ドレスです。
最初は、10万円くらいの予定でした。ところが、打ち合わせの中で2着着るという話になりました。そこから、最終的には70万円くらいまで膨らみました。
10万円が70万円です。1つの項目だけで、60万円上がったことになります。
料理や引き出物、会場の花も上がった
ドレスほどではありませんが、ほかにも上がったものがあります。
- 料理:1人あたり1万6,000円くらい上がり、最終的に1人2万6,000円くらい
- 引き出物:1人あたり2,000円くらい上がり、最終的に1人7,000円くらい
- 会場の花:上がった
料理と引き出物は、1人あたりの額です。招待する人数をかけると、全体ではさらに大きな額になります。
一方で、演出は上げていません。 上がったのは、招待した人の目や口に直接届くものと、式の見た目に関わるものでした。
1つ1つは小さな額でも、打ち合わせのたびに少しずつ足されていきます。見積もりが100万円以上上がるのは、大きな1つより、こうした積み重ねの結果でもあります。
ドレスは、式の中でも写真の中でも、いちばん目に残るものです。だからこそ、上げていく話に乗りやすい項目です。 これから結婚する人は、ドレスの額がどこまで上がりうるかを、最初に知っておいてください。

ドレスって、そんなに上がるものなんですか…

打ち合わせのたびに少しずつ上がります。最初の見積もりは「いちばん低い額」だと思っておきましょう。
平日にして、50万円くらい安くなった
反対に、大きく下がったものもあります。日取りです。
私たちは、春休みの平日に式をしました。これで、50万円くらい安くなったと思います。
これは、教員ならではの強みです。
教員は、春休みや夏休みに合わせれば、平日に式ができます。 私の場合、平日にしただけで大きく下がりました。
会社員だと、平日に休みを取るのは簡単ではありません。教員は、長期休みの中なら平日に動けます。使わない手はないと思います。

平日に式をすると、呼びたい人は来られるでしょうか?

そこは先に確かめておきましょう。来てほしい人の予定を聞いてから、日取りを決めると安心です。
ただし、平日にするなら、招待したい人が来られるかどうかは先に考えておく必要があります。
準備と仕事の両立は、大変だった
一方で、教員ならではの大変さもありました。準備の時間がないことです。
打ち合わせの日程も悩みました。平日のほうが割引があるなどの事情があっても、学期中の平日は授業があります。式の日取りは長期休みで調整できても、準備の打ち合わせは学期中に入ってきます。 結婚式をする先生は、準備にかかる時間も見込んでおいてください。
払ってよかったもの:前撮り写真
払ってよかったものは、前撮り写真です。約20万円かかりました。
安くはありません。でも、払ってよかったと思っています。 和風のところで撮りました。
払ってよかったと思う理由は、はっきりしています。妻が、とても喜んでいたからです。
同じ20万円でも、あとで書くビデオは「いらなかった」と思っています。払ってよかったかどうかは、金額ではなく、自分にとっての価値で決まります。
払わなくてよかったもの
一方で、払わなくてよかったと思うものもあります。
ビデオ:約20万円
1つ目は、ビデオです。式の様子を映像に残すプランで、20万円くらいしました。
私は付けませんでした。そして、付けなかったことで、あとから困ったことは一度もありません。
前撮り写真は払ってよかったのに、ビデオはいらなかった。同じ「記録に残すもの」でも、自分にとって価値があるかどうかは、ものによって違います。
花を額縁に入れるアート:約7万円
2つ目は、式で使った花を、額縁に入れてアートにするというオプションです。7万円くらいでした。
「結婚式の思い出を形に残しませんか」とすすめられるものです。これは、削ってよかったと思っています。
タキシードのランクアップ
3つ目は、自分のタキシードです。タキシードは10万円くらいでした。
ここは、値段を上げなくてよかったと思っています。理由は単純で、値段を上げても、見た目がほとんど変わらないからです。
ドレスに比べると、タキシードは差が見えにくいものです。見た目が変わらないものに、お金を足す必要はありません。
指輪:婚約指輪50万円、結婚指輪20万円
指輪は、婚約指輪と結婚指輪の両方を買いました。
- 婚約指輪:約50万円
- 結婚指輪:約20万円
結婚指輪は、妻が選びました。
婚約指輪を50万円にした理由
婚約指輪の額は、相場を見て決めました。そのうえで、それくらいの額ならいいかなと思えたこと、そしてキリがよかったことが理由です。
正直に書くと、それほど深く悩んだわけではありません。相場から大きく外れず、自分が納得できる額。それで十分だと思います。
指輪のために、百貨店のカードを作った
指輪は、高島屋で作りました。そのとき、高島屋のカードを作ると3万円から4万円分くらいのポイントが入ると言われました。
さすがにこれは無視できないと思って、カードを作りました。
ポイントは、あとで子どもの用品に使いました。そして、ポイントを使い切ったので、カードは解約しました。
大きな買い物のときに作るカードは、ポイントを使い切ったら役目が終わりです。 残しておくと、使わないカードが1枚増えるだけです。
顔合わせはした、結納と新婚旅行はしなかった
結婚式と指輪のほかに、結婚まわりでよく出てくる出費についても書いておきます。
- 両家の顔合わせ:した(近くのレストランで、1人2,000円くらい。私たちが払いました)
- 結納:していない
- 新婚旅行:していない
新婚旅行は、本当はしたかったんです。でも、出産の時期と重なってしまい、行かないことにしました。 予約していた分に、キャンセル料はかかりませんでした。
結婚まわりの出費は、全部やらないといけないものではありません。 自分たちの状況に合わせて、やるものとやらないものを選んでいいと思います。
お金は、結婚用の口座から出した
結婚式のお金は、結婚用に分けていた口座から出しました。
結婚すると決めてから、銀行の目的別口座に、結婚式に必要な額を入れていきました。前もっていただいたご祝儀も、この口座に入れていました。 結婚式に来られない人が、先にご祝儀をくれることがあるからです。
ただ、それでも足りない部分はありました。結婚の年は引っ越しなども重なって、ふだんのお金を置いている口座も減りました。 それでも、2〜3か月くらいで元に戻りました。
かっこつけると、金額は上がっていく
最後に、これから結婚する先生に伝えたいことを書きます。
結婚式は、かっこつけようとすると、金額がどんどん上がっていきます。
ドレスも、演出も、記念の品も、「せっかくだから」「一生に一度だから」と足していけば、見積もりはすぐに100万円単位で上がります。私がそうでした。
だから、1つ1つ考えてほしいんです。本当に大事な金額なのか。本当に、それが必要なのか。
「安いほう」を選ぶと、妥協になる
ただし、ここで気をつけてほしいことがあります。
「こっちとこっち、どちらにしますか」と聞かれたときに、安いほう、良くないほうを選ぶと、「妥協した」という感覚が残ります。
結婚式で、妥協したとは感じたくないですよね。
だから、私がすすめたいのは「安いほうを選ぶ」ことではありません。
自分が本当に価値が高いと思えるものに、お金を払ってください。 価値を感じないものには、最初から払わない。そうすれば、妥協した感覚は残りません。
もう一度結婚式をするとしたら、変えたいことが1つだけあります。ドレスは、1着でよかったと思っています。 10万円が70万円になったのは、2着着ることにしたからです。
私にとっては、前撮り写真が「価値が高いもの」でした。ビデオや花のアート、タキシードのランクアップは、そうではありませんでした。人によって、この線は違っていいと思います。

何にお金をかけるか、夫婦で意見が分かれそうです…

「価値が高いと思えるか」で1つずつ話してみてください。安いほうを選ぶより、後悔が残りません。
まとめ:払うものを選べば、平均より下がる
私の結婚式と指輪の費用をまとめます。
- 結婚式の総額:約250万円(ご祝儀約150万円、自分たちで約100万円)
- 婚約指輪:約50万円/結婚指輪:約20万円
- 見積もりからは100万円以上上がった(いちばんはドレス。10万円→70万円)
- 平日にして50万円くらい下がった(教員は長期休みの平日が使える)
結婚式は、親のためにしました。そのうえで、払うものを自分で選んだから、平均より低い額に収まりました。
「安く済ませる」のではなく、「価値があると思うものにだけ払う」。 それが、結婚式のお金で後悔しないいちばんの方法だと思います。
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