学習指導案はAIで作れる。1日で終わらせる手順とプロンプト

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学習指導案はAIで作れる。1日で終わらせる手順とプロンプト

学習指導案に、何日かけていますか。

私は1日で終わらせています。正確に言うと、構想を考えるのが私の仕事で、文章に起こすのはAIの仕事です。

「AIに書かせるなんて手抜きでは」と思うかもしれません。でも、指導案で本当に大事なのは、頭の中に授業の構想があるかどうかです。

構想のない人がAIを使っても、それらしい空文が出てくるだけ。構想のある人が使えば、清書の時間がゼロになる。それだけの道具です。

この記事では、私が実際に使っている手順とプロンプトを、コピペできる形でそのまま公開します。

学習指導案がAIで作れる理由

結論から言うと、指導案はAIが最も得意とする種類の文書です。

理由は、型が決まっているからです。生徒観・教材観・指導観・単元目標・評価規準・本時の展開。項目も、書き方の作法も、事実上の型があります。

型のある文書をお手本どおりに量産するのは、AIの独壇場です。逆に、AIにできないのは「あなたのクラスの生徒に何が必要か」を決めること。

つまり分担はこうなります。構想はあなた、清書はAI。この順番を守れば、品質を落とさずに時間だけが消えます。

指導案の中身の考え方そのものは、学習指導案の書き方の記事で記入例つきで解説しています。型をまだ知らない方は、先にそちらを読んでください。

学習指導案をAIで作る手順

手順は4つです。順番に見ていきます。

手順1. 見本の指導案を用意する

まず、学校や大学から「これを参考に」と渡された指導案を用意します。Wordで開いて、全選択してコピーするだけです。

これが最重要の材料です。指導案の細かい形式は学校ごとに違うので、あなたの学校の見本を使うことに意味があります。ネットで拾った他校の様式では、直しが増えるだけです。

手順2. AIに見本を学習させる

AIを開いて、最初にこう指示します。コピペで使ってください。

以下は、私が参考にすべき学習指導案です。この指導案の書き方・語彙・文体・項目の粒度を学習してください。特に、各項目でどの程度の詳しさで書かれているか、どんな言い回しが使われているかに注目してください。まだ何も作らなくて構いません。読み込んだら「了解しました」とだけ答えてください。

(ここに見本の指導案を貼り付け)

先に何も作らせないのが肝です。トンマナを学習させてから書かせることで、あなたの学校の形式に沿ったものが出てきます。この一手間を飛ばすと、形式から外れた出力を直す手間の方が大きくなります。

手順3. 頭の中の構想を、そのまま打つ

次に、授業の構想を打ち込みます。きれいな文章にする必要はありません。箇条書きでも、話し言葉でも構いません。

「歴史を現代と結びつけるのが苦手な子が多い。産業革命を使って、遅刻とか身近な言葉から入って、最後は今の国際問題につなげたい」——この程度のメモで十分です。

ここがあなたの仕事の本体です。この構想だけは、AIには作れません。

手順4. 作らせる

最後に、こう指示します。

先ほど学習した指導案のトンマナ・形式を守って、以下の構想で学習指導案を作り直してください。

・単元名:

・対象:(学年・科目)

・生徒の実態:(できていること/課題)

・使う教材:

・この授業でできるようにさせたいこと:

・本時の流れ:

・評価の方法:

生徒観から評価の観点まで、「だからこそ」で一本につながるように書いてください。

数十秒で、見本の形式に沿った指導案が出てきます。あとは読んで、事実と違うところ、自分の考えと違うところを直せば完成です。

学習指導案をAIで作るときの注意点

便利な道具ほど、使い方を間違えると事故になります。私が守っているルールを書いておきます。

生徒の個人情報は絶対に入力しない

一番大事な注意です。生徒の氏名・成績・家庭の事情など、個人が特定できる情報はAIに入力しないでください。

生徒観に書くのは「文章を読むのは得意だが、現代と結びつけるのが苦手」といった集団の傾向で十分です。個人名を入れる必要は、そもそも指導案のどこにもありません。勤務校の名前も入れない方が安全です。

そのまま提出しない。最後は自分の目で直す

AIの出力には、もっともらしい空文や、事実と違う記述が混ざることがあります。年号や制度名などの事実は必ず確認してください。

そして、読めば分かる人には分かります。自分の言葉で書かれていない指導案は、指導教官との問答で崩れます。出力はたたき台。最後の責任は自分。この線引きを守れば、AIは最高の清書係です。

職場のルールを確認しておく

学校や自治体によっては、生成AIの業務利用にルールがある場合があります。とくに実習生は、指導教官に一言確認しておくと安心です。

「AIで作りました」と言う必要はありませんが、聞かれたときに堂々と説明できる使い方——構想は自分、清書がAI——をしていれば、後ろめたいことは何もありません。

まとめ。構想はあなた、清書はAI

学習指導案は、見本を学習させて、構想を打ち込んで、作らせる。この手順で1日あれば終わります。

浮いた時間は、授業の構想そのものに使ってください。そこだけは、あなたにしかできない仕事だからです。

指導案の型と各項目の書き方は、記入例つきの解説記事にまとめてあります。所見をAIで時短する方法は所見をAIで一瞬で終わらせる記事をどうぞ。

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