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投資の記事を読んでいると、「で、書いている本人は実際に何を買っているの?」と思うことがあります。
この記事では、私が実際にやっているインデックス投資の中身を、そのまま書きます。毎月いくら、何を、どうやって買っているのか。資産の中身はどうなっているのか。
先に一つだけ伝えておきます。私の中身には、人には勧めないものも入っています。真似をするなら、オルカン1本で十分です。その理由も、最後に書きます。
毎月の積み立ては、月10万円でオルカン
まず、毎月の積み立てです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券会社 | SBI証券 |
| 口座 | 新NISAのつみたて投資枠 |
| 買っているもの | オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)) |
| 金額 | 月10万円 |
| 払い方 | 全部クレジットカード(三井住友カード ゴールド) |
| 積み立て日 | 毎月1日か2日 |
月10万円×12か月で120万円。つみたて投資枠の1年の上限120万円が、ちょうど埋まる金額です(金融庁「NISAを知る」)。
月10万円にしたのは、2026年の4月ごろです。家計を見て、満額でも無理なく続けられると思えたので上げました。それまでは、もう少し少ない額で積み立てていました。
クレジットカードで払っているので、積み立て額に応じてポイントがたまります。たまったポイントは投資には回さず、ガソリン代などの生活費に使っています。そのぶん浮いた現金を、投資に回す形です。
成長投資枠は、1年240万円を使い切る
新NISAには、つみたて投資枠のほかに、成長投資枠があります。1年の上限は240万円です(金融庁「NISAを知る」)。
私は、この240万円を毎年使い切っています。入れるお金は、主にボーナスです。
12月の初めに、残りを一気に入れる
入れるタイミングは、2つです。
1つ目は、12月の初めです。年末が近づいてきたら、その年の成長投資枠の残りを、一発ドーンと入れます。枠は1年ごとなので、使わなかった分は翌年に持ち越せません。使い残すくらいなら、年内に埋めてしまう、という考え方です。
2つ目は、大きく下がったときです。10%、20%と下がったときには、様子を見てボンと入れることがあります。実際に、20%くらい下がったときに買ったこともあります。
いくら入れるかは、そのときに持っている現金の割合と相談して決めます。生活のための200万円には手をつけません。
ただ、下がるのを待っているわけではありません。下がらなければ、気にせずポンと入れます。待っているあいだにお金が口座で眠っているほうが、もったいないからです。
以前は個別株や高配当株だった
成長投資枠では、以前は個別の会社の株や、高配当の株を買っていました。今は、成長投資枠でもオルカンを買っています。結局、オルカンのほうがリターンが高かったからです。
私の1年の流れ
1年の流れにすると、こうなります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 毎月1日か2日 | つみたて投資枠でオルカンを10万円(クレジットカード) |
| 大きく下がったとき(20%くらい) | ボーナスなどのまとまったお金を、そのときの現金の割合と相談して、成長投資枠に入れる |
| 12月の初め | 成長投資枠の残りを、残っているだけ全部入れる |
やることは、これだけです。1年のうち、自分で手を動かすのは数回だけで、あとは自動で積み立てが進みます。
配偶者の口座でも、月10万円
配偶者の口座も作りました。手続きは私がしました。
NISAの枠は、1人に1つずつあります。夫婦なら2人分です。使わないのはもったいないので、配偶者の口座でも月10万円くらいを積み立てています。
配偶者の口座で買っているのも、オルカンです。
配偶者の口座でも、成長投資枠を1年240万円使っています。
つまり、夫婦2人で、つみたて投資枠が合わせて1年240万円、成長投資枠が合わせて1年480万円です。
お金の出どころは、給料と副業
これだけの金額を、どこから出しているのか。
夫婦の給料の手取りから投資に回しているのは、月10万円くらいです。残りは、副業の収入から出しています。
教員は、許可を取れば副業ができます。その手続きについては、教員の副業は許可を取れば普通にできるに書きました。
ちなみに、夫婦の財布は別々です。配偶者の口座のお金は、配偶者の手元のお金から積み立てています。
給料だけで、この金額を投資に回すのは難しいと思います。私の投資額は、副業の収入があるから成り立っている、というのが正直なところです。だから、この金額を目安にする必要はありません。投資に回す額は、自分の家計で余っているお金から決めればいいのです。

そんな金額、とても真似できません…

私の投資額は、副業の収入があるからです。家計で余っているお金から決めれば十分です。
資産の中身は、オルカンが半分
ここまでは、毎月のお金の流れです。次に、今持っている資産の中身を書きます。
| 中身 | だいたいの割合 |
|---|---|
| オルカン | 半分くらい |
| 個別の会社の株 | 3分の1くらい |
| 持ったままのS&P500 | 2割弱 |
| そのほか(ナスダック、高配当のETF) | ほんの少し |
※ざっくりの割合です。2023年に旧NISAで買った分(全体の1割弱)も、この中に含まれています。生活のための現金(口座にだいたい200万円)は、この表には入れていません。
オルカンは半分くらいです。残りの半分は、以前買って持ったままのものが中心です。
投資を始めてから、資産全体は30%くらい増えています。生活のための現金も含めた全体で見た数字なので、投資している部分だけで見れば、もう少し増えています。
持ったままのもの
最初はS&P500を買っていましたが、途中でオルカンに切り替えました。持っていたS&P500は、売らずにそのまま持っています。新しく買う分をオルカンにしただけです。
2023年に旧NISAのつみたてNISAで買った分も、売らずに持ったままです。旧NISAで買った分は新NISAとは別枠で、買った年から20年間は税金がかからないまま持っていられます(金融庁「2023年末までのNISA」)。
ナスダックに連動する投資信託も持っていますが、ほんの少しです。
アメリカの高配当株を集めたETFも、3本持っています。買ったのは、一度買ってみたかったからです。今もそのまま持っていますが、人には勧めません。今の時期は成績が振るわないうえに、ETFは仕組みの説明が分かりにくいからです。
個別株は3分の1。でも勧めない
個別の会社の株は、資産の3分の1くらいあります。
選ぶときは、次のようなところを見ています。
- 業績が伸びているか
- これから先も配当が増えていきそうか
- 株価が割高すぎないか(PERやPBRといった指標を見ます)
- 配当利回り
個別株で失敗だったと思うのは、値段があまり下がっていないときに買ってしまったことです。配当利回りが低いとき、つまり株価が高いときに買ってしまい、後悔したことがあります。いい会社だと思っても、高いときに買えば、そのぶん増えにくくなります。インデックス投資なら、毎月同じ額を買い続けるだけなので、こういう失敗が起きません。
ただ、個別株は人には勧めません。調べることが多く、手間がかかり、見る回数も増えます。そして、やってみて分かったのは、結局オルカンのほうが成績がいいということでした。今の時点で、個別株は35〜37%くらいのプラス、オルカンは40〜45%くらいのプラスです。会社を選んで、時期を考えて、それでもオルカンに届いていません。

会社を選んで買うほうが、増えそうな気もしますが…

やってみて、結局オルカンのほうが成績がよかったです。手間も、見る回数も増えます。
設定は、何度も変えてきた
ここまで書いた中身は、最初からこうだったわけではありません。設定は、何度も変えてきました。
- 買うものを、S&P500からオルカンに変えた
- 積立額を、月10万円から月2万円に下げたり、一度止めたりした。そのあと、また月10万円に戻した
- 成長投資枠で買うものを、個別株や高配当株からオルカンに変えた
積立額を下げたり止めたりしたのは、「老後の2,000万円なら、月2万円でも届いてしまう。これ以上積み立てる意味はあるのか」と迷った時期です。そのあと、30歳のときに将来いくら欲しいのかを考え直して、サイドFIREを目指すと決め、月10万円に戻しました。
変えていないのは、積み立ての日付くらいです。
大事なのは、変えるのは目的や家計が変わったときだけだということです。値段が下がったから変える、上がったから変える、ということはしていません。

途中で設定を変えても、いいんですか?

目的や家計が変わったときなら大丈夫です。値段が上がった下がったでは変えません。
見るのは、月に1回だけ
これだけの中身があっても、見るのは月に1回です。
毎月1回、家計を見直すときに、マネーフォワードMEで家計を確かめるついでに、パソコンで証券会社のサイトを開きます。家計の見直し全体で1時間くらいです。
資産がどう増えてきたかは、SBI証券の画面の数字に加えて、スプレッドシートに記録しています。その記録をAIに渡して計算してもらい、スライドの形にまとめて眺めています。月に1回、グラフで増え方を見るくらいがちょうどいいと感じています。毎日の値動きは見ませんが、何年分かの流れを見ると、下げがあっても右肩上がりになっているのが分かります。
証券会社のアプリは、スマホから消しました。経済ニュースや株価も、見なくなりました。見られる状態にあると、つい開いてしまうからです。
生活のお金は、口座に200万円
投資とは別に、銀行の口座にはだいたい200万円を置いています。
200万円が減ってきたら、また200万円に戻す。それ以外のお金を投資に回しています。車のフロントガラスが割れて7万円かかったときも、この口座から払いました。投資には一切手をつけていません。
生活のお金が別にあるから、投資は何年でも放っておけます。暴落が来ても、何もしなくて済みます。
目標は、夫婦で8,000万〜1億円
この中身で目指しているのは、夫婦2人で8,000万円から1億円です。そこに届いたら、配当を受け取る投資に切り替えて、非常勤講師として働きたいと考えています。今のペースだと、36歳から37歳くらいで届く見込みです。
目標の決め方は、生活費を4%で割るだけです。1年に必要な生活費の25倍が、目標額になります。
いちばん大きかった判断は、満額入れると決めたこと
ここまでの中身の中で、いちばん大きかった判断は何か。S&P500からオルカンに変えたことでも、個別株をやめたことでもありません。
NISAの枠に、満額入れようと決めたことです。
何を買うかより、いくら入れるかのほうが、結果には大きく効きます。オルカンかS&P500かで悩むより、毎月の積立額を家計から決めて、枠を使い切る。中身を選ぶ判断より、金額を決める判断のほうが大事だと、今は思っています。
真似をするなら、オルカン1本でいい
ここまで、私の中身をそのまま書いてきました。でも、これをそのまま真似する必要はまったくありません。
私の中身が複雑なのは、試してきた跡が残っているからです。S&P500から始めて、個別株や高配当株もやってみて、ナスダックも少し買ってみた。その結果、行き着いたのがオルカンでした。

全部そのまま真似したほうがいいですか?

真似しなくて大丈夫です。私が試して行き着いたのがオルカン。そこから始めれば十分です。
だから、これから始める人は、遠回りをしなくていいのです。
- 証券口座を開く(楽天証券かSBI証券)
- つみたて投資枠で、オルカンを毎月積み立てる
- 金額は、家計を整えてから決める
これだけで、私が何年もかけてたどり着いたところから、始められます。
口座の開き方は教員にiDeCoはいらないの「まず証券口座を開く」に、お金の置き場所の分け方は教員の貯金に共済貯金はいらないに書きました。なぜ教員こそ投資に向いているのかは、教員こそ投資をやったほうがいいにまとめています。
まとめ:中身は複雑。でも勧めるのはシンプル
- 毎月の積み立ては、つみたて投資枠で月10万円、オルカン。全部クレジットカード
- 成長投資枠は1年240万円を使い切る。ボーナスを、12月の初めか大きく下がったときに入れる
- 配偶者の口座でも月10万円。成長投資枠も夫婦で使い切る
- 給料の手取りから回しているのは月10万円くらい。残りは副業の収入
- 資産はオルカンが半分、個別株が3分の1、残りは持ったままのS&P500など
- 見るのは月に1回。アプリは消した
- 生活のお金は、口座に200万円。投資とは分けている
- 真似をするなら、オルカン1本でいい
なお、この記事は特定の商品や銘柄を勧めるものではありません。私個人の資産の中身を紹介したもので、投資の成果は市場の状況によって変わり、元本が保証されているものではありません。最終的な判断は、ご自身でお願いします。
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記事は私の状況で書いているので、読んだあとに「うちの学校だと、どうなんだろう」で止まってしまうことがあると思います。そこを直接聞ける場所を作りました。
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